ムロツヨシが映画初主演を務め、9月23日(木)に全国公開される映画「マイ・ダディ」のジャパンプレミアイベントが、8月13日に都内にて開催。ムロ、奈緒、毎熊克哉、中田乃愛、永野宗典、寺岡呼人、金井純一監督が出席した。
役者歴25年にして映画初主演となるムロが演じるのは、主人公・御堂一男。娘役の中田について、ムロは「とにかくこの子に嫌われたくないという気持ちが先走ってしまって、あまり踏み込めなかった」と打ち明け、「連絡先を交換して。親子ごっこじゃないですけど『試験頑張ってね、父より』『頑張ります、娘より』って、ずっと“お父さん”って呼んでくれるんですよ」とうれしそうに語った。
さらに、中田に向かって突然「奈緒ちゃんと僕から郵送で誕生日プレゼントが届いたとか、そういうことは別にここで言わなくていいことだからね。『ありがとう』って後で個人的に言えばいいことだから。僕たちが気持ちでやったことだから、これは内緒ね」と言い、奈緒とともに中田にプレゼントをあげたエピソードを自ら明かす。
中田が困ったように「全部言うじゃないですか」と笑っていると、ムロは続けて「僕がエプロンをあげたことは内緒にしておいて。ちょっと短めのね。かわいかったんですよ、すごく。ペンキの染みみたいのがあえて付いたやつ。『乃愛ちゃんが着たらかわいいな』って」と打ち明けた。
またイベント後半には、中田が「私、お話するのが苦手で。ムロさんみたいに思ったことをすぐ話せるようになりたい」とムロに相談する一幕も。ムロは「絶対ならなくていい。君はそのまんまでいい。トークなんてできなくていいんだよ、君はすてきな女優さんなんだから。トークなんか慣れないで」と中田を説得。
続けて「こんなうそばっかついてるような人間にならないで。大体言っていることうそなんだから。この映画もうそかもしれないよ。僕出てないのに真ん中に立ちたいからいるだけかもしれない。そういう映画ですよ、この映画は!」と一気に話して会場の笑いを誘う一方で、MCからは「違います」とピシャリと否定されていた。
◆取材・文=山田健史
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