番組の後半には、なつめさんちが描いたオリジナルキャラクターに浪川、石川が声をつける「オリキャラに生アフレコできんのか!」を行った。
まずは石川が、げん作のアンドロイドの少年に挑戦する。「ひとりの少女を守るために、プログラムされたアンドロイドなんです」「最後に感情が乗って、動いたシーンです」と楽しそうに語るげんに、石川も次第にプロの表情へと変わる。「じっくり見せてもらって、いいですか?」「オレ、今、アフレコ現場にいるんですよ」と真剣そのもので、キャラクターに声を吹き込んでいく。そんな石川の本気の演技に、げんは「(キャラクターが)生きてるんだと思って…」と思わず感涙する。
続いて浪川が、さやが描いたキャラクターに挑戦する。
さやによる、「主人公たちをサポートしてくれる怪しい商人」「最初は怪しいけど、20巻くらいになると、素顔をさらして、助言をしてくれる」などのキャラクター紹介を、メモを取りながら聞く浪川の姿に、石川は「アフレコ現場で、ディレクション受けてるときの浪川さんだもん」と話し、その演技に注目する。
そして、やさしさとミステリアスな雰囲気をかね備えた声でセリフを放った浪川に、さやは、声にならないほど感激する。本気のアフレコを終えた浪川と石川は、「絵が生き生きしていると、感情がどんどん入っていく」「絵に魂があるからこそ、ちょっと本気になってしまいました」とアフレコに込めた熱い思いを語っていた。
そうして、あっという間に番組も終了の時間になり、なつめさんちのふたりは、「こんな幸せな体験、なかなかないっていうくらい楽しい日でした」「感動がすごすぎて…本当にありがとうございました」と番組を振り返り、浪川と石川は「本当に楽しく絵を描いてて、クオリティもすごかった!」「(絵に)訴えかけてくるものがあるから、絵って、すげーなと思いましたね」とおたがいに感動を伝えあっていた。
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