写真家・ユージン氏の物語を語るだけでなく、水俣の人々の物語を正しく描こうと決意したアンドリュー監督は、同作のテーマについて「いろいろあるが、1つは権力に真実を語る勇気。彼らは団結して世界に問題を提起し、立ち上がり抵抗する」と説明。
続けて、「ヒロ(真田広之)の役は特に本作のヒーローです。彼は仲間に向かって“世界を変えるためにみんなで闘おう”と呼びかけ、それを見たスミスも自分のやり方で真実を語る。また、大手雑誌社のトップであるビル・ナイ(の役)も自分の仕事の重要性を認識しているので、責任を果たす」と彼らの重要な役柄を語っている。
さらに「本作は、単なる弱者と権力者の対立ではなくあらゆる階層の人々が連帯することの重要性を描いている。草の根レベルから大企業のトップレベルまで、人々の連帯が社会変革のためには必要だから」と熱弁した。
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