――最初に脚本を読んだ際、どのような印象を受けましたか?
まず最初に、「言霊」という言葉がすごくすてきだと思いました。私は物を書くのが好きで、発した言葉には魂や気配など、色んなものがはらんでいるとよく感じているんです。
だから、このドラマでそれがどんな風に表現されていくのか、特に深夜ドラマということで、より自由に表現できる部分がきっと出てくると思うので楽しみです。
また、レディスコート葉鳥にはさまざまな女性が住むのですが、仕事もキャラクターも言葉の発し方も違います。発する言葉の質の違いのようなものも、せりふ劇の中で楽しいものが生まれるのではないかなと思っていて。そこは、一視聴者として楽しみたいなと思っています。
――今作では「言霊」=“言葉が持つ力”が鍵になっていますが、ご自身で言霊を実感したことはありますか?
私はすごく食パンが好きで、あちこちで「食パンが好きだ」っていうことを発信していたら、いろんな現場ですっごくおいしい食パンをいただくことが増えました!
これは一つの言霊なのかな? とか思ったりしています(笑)。仕事も同じで、言葉で発しているとそれに近いようなお仕事がきたりして、とてもうれしい気持ちになることがあります。
――「言霊」=言葉の力を借りて2021年のうちに実現したいこと、やりたいことがあれば、ぜひ言葉で発してみてください!
私は今作で宮司という役ではらう役割を担うのですが、そこで弓を引くんです。なので、上手くできるようになったらいいなって願っています。
運動系が一切苦手なので、格好よく、様になるか今から心配しています(笑)。
――放送を楽しみにしている視聴者の皆さんにメッセージをお願いします。
10月の少し肌寒くなってきた時期に、土曜夜11時から放送されるのですが、季節も時間もホラーを見るにはバッチリなタイミングじゃないかなと思っています。
その後眠れなくなったらどうしようかなという心配はあるかもしれませんが、次の日は日曜だし、そういうのもたまにはいいんじゃないかな(笑)。とにかくこのドラマはすごく面白いと思うので、ぜひ楽しみに見ていただけたらうれしいです。
一国のリーダーが発する決まりきったフレーズや、SNS上での心ないコメントなど、魂なく発せられる言葉にも「言霊」は宿ります。
自分で発した言葉は、良くも悪くも、やがて自分に返ってくる。幼いころ親に諭されたそんな当たり前のことを、ホラーを通して再確認いただけたらと思います。「言霊」は、あなたの隣にもきっといます。
テレビ朝日ドラマ初出演&初主演の西野七瀬さんを筆頭に、今後解禁となる、今をときめくフレッシュな若手女優が一堂に集結。秋の夜長に、あなたを“美しい禁断のホラー”の世界にお連れします。
楽しく、美しく、たまにめっちゃ怖い、そんなドラマです。ぜひ大切な方と一緒にお楽しみください。
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