「行くな、行くなよ!」傷つく赤楚衛二“樋口”に共感の嵐!笑顔とのギャップで魅了<彼女はキレイだった>

2021/08/26 11:19 配信

ドラマ レビュー

【写真を見る】愛(小芝風花)を抱きしめる樋口(赤楚衛二)。悲しげな表情が切ない…(C)フジテレビ


樋口は、笑顔が印象的なキャラクターとして描かれてきた。愛がどんくさい“残念女子”だった頃から「ジャクソン、ジャクソン」と可愛がり、先輩として編集部の仕事を手取り足取り教え、愛が悩んでいれば明るく元気づけ、笑顔で愛を支えてきた。

だからこそ、愛が宗介のもとへと走ったその瞬間、樋口が浮かべた深く傷ついた表情は印象的。視聴者からも「樋口くん、切なすぎるよ…」「樋口くんの気持ちを思うと涙が止まらない」「ジャクソン大好きな樋口くんがいい人すぎてつらい」「なんで樋口くんじゃダメなの~!?」の声が上がり、Twitterでは放送後、「#彼女はキレイだった」に加えて「樋口くん」も世界トレンドランキングトップ10圏内に食い込む反響を呼んだ。

「彼女はキレイだった」第7話より(C)フジテレビ


“チェリまほ”では童貞男子を好演


赤楚は“チェリまほ”ことドラマ「30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい」(2020年、テレビ東京系)にメイン出演。童貞のまま30歳を迎え“触れた人の心を読める魔法”を手に入れた主人公・安達清役で一躍注目を浴びた。

心優しくピュアな安達をかわいらしく演じて視聴者を熱狂させ、深夜帯放送のドラマながら「第106回ザテレビジョン ドラマアカデミー賞」(2020年10~12月放送のドラマが対象)で主演男優賞部門第2位(読者票では1位)という高評価だった。

彼女はキレイだった」では明るくけなげで頼りがいのあるキャラクターを魅力的に演じ、完璧イケメンエリート・宗介の対抗馬として存在感を発揮。回を追うごとに“樋口くん派”を増やし続けている。

いつも笑顔の樋口が見せた、傷ついた表情が印象的だった7話。続く第8話は8月31日(火)に放送する。雑誌廃刊の危機が編集部員の知るところとなり、事実を隠していた宗介に腹を立てた唯子(片瀬那奈)たちは次号の制作をボイコット。宗介が一人で制作することになってしまう。孤軍奮闘する宗介に、樋口が追い打ちをかけるように厳しい忠告をする。

「彼女はキレイだった」第7話より(C)フジテレビ