<ハコヅメ>戸田恵梨香の“あふれる涙”に視聴者もらい泣き「笑って泣いて良いもの見た…」

2021/08/26 20:10 配信

ドラマ レビュー

涙を流す藤(戸田恵梨香)(C)NTV

親や先輩のおかげで川合が立ち直る


事故以来、川合は感情のコントロールが不能となり、伊賀崎に早退を命じられる。しばらく出勤できなくなり、父親から届いた荷物と手紙に「辛かったら、いつでも帰っておいで」と書かれていたことで我慢していた涙があふれ出た。ボロボロと泣いた川合は、実家に帰ると伝えるため交番へ。藤は川合の決意を受け止めるが、そこに交通課の宮原(駿河太郎)がやって来て「あんなのは当事者にならない限り、知らなくていい。その当事者を増やさないことが俺らの仕事だ」と言い残した。

川合が藤に「警察官を辞めたいと思ったことはないんですか」と聞くと「誰かがやらなきゃいけない仕事だから」という答えが返ってきた。川合は気持ちを持ち直し、再び警察官として立ち上がることができた。

川合が事故に!“ミス・パーフェクト”藤が涙を流す


さらに今回は、“ミス・パーフェクト”の異名を持つデキる交番女子・藤も涙を流した。

町の子どもたちにむけた防犯教室が開かれた後、川合がよそ見運転をしていた車と接触してしまったのだ。川合は幸い軽傷で無事だったが、署で連絡を受けた藤は源に事故の様子を話すうちに「川合に何かあったら私…」とあふれる涙を止めることができなくなった。

家族の支えで自分を取り戻した川合も、後輩を思って涙を流した藤も、町の平和のために「誰かがやらなきゃいけない仕事」を日々懸命にこなす“おまわりさん”である。自分の感情が揺さぶられる出来事に見舞われながらも、冷静に業務を遂行する交番女子たちの奮闘を見るにつけ、誰かのために働く人々への感謝の気持ちが生まれるだろう。

視聴者はSNS等で「ハコヅメすごい。たくさん笑って泣いて良いもの見たなと毎回思う」「藤さんの涙でもらい泣き」「子どもはチャイルドシートに。肝に銘じました」等と、楽しみながら教訓を得ている様子。

次回、第7話は9月1日(水)に放送される。伊賀崎が藤の同期・桜(徳永えり)とペアを組んでいたことを知った川合。その頃、施設を訪れた藤は、リハビリをする桜に声をかけられずにいた。そんな中、山田が警察手帳を紛失したと署員たちに緊急招集がかかる。

文=ザテレビジョンドラマ部