――特別編の収録を行ったライブハウス「サンダースネイク厚木」について
吉岡聖恵:やっぱり、元気出ちゃいます! “サンスネ”の社長とお話しすると、18年前から全くお変わりなくて、当時から支えてくださっているスタッフの方々もいらっしゃって、来るだけでホッとする場所です。
山下穂尊:サンスネがオープンしたのが2002年12月で、いきものがかりの初ライブが2003年6月だったんです。
水野良樹:そうだ、サンスネもオープンしたばかりでね。
吉岡:オープンして、すぐに電話したんです。
山下:「新しいライブハウスができた!」ってザワついて。
吉岡:海老名のライブハウスにも何度か電話したんですけどつながらなくて…。それでサンスネにかけたら、「1回、来てみなよ!」と社長が元気な声で応えてくださったんですよね。
山下:別のライブハウスに電話がつながっていたら、今のいきものがかりはないかもしれないです。何よりもサンスネが今も変わらずにある、というのがうれしいです。
水野・吉岡:本当だよね…。
山下:新型コロナの影響で、ライブハウスも厳しい状況が続いていますが、できれば、ずっと続いていってほしいと思っています。
吉岡:このライブハウスは、デビューに向けた活動の始まりの場所であり、今回こうして新しいいきものがかりの始まりの場所にもなって。18年前の初ライブ1曲目に披露した「花は桜 君は美し」も再現できたしね。3人での演奏は、これが本当に最後だもんね。
水野:そうだね。
吉岡:3人最後の演奏がサンスネになるとは思ってなかったね。
水野:それは思ってなかったね。
山下:節目節目でここに帰って来ているし、不思議な縁を感じます。