芦田愛菜が考える、“頑張れ”という言葉について「すべて理解しているわけではない自分が何て声をかけるべきか悩んでしまう」

2021/08/28 11:15 配信

映画 アニメ インタビュー

「癒しは“こはる”のお腹」

芦田愛菜撮影=伊藤惇/スタイリスト=浜松あゆみ/ヘア&メーク=久慈拓路/衣装協力=Jane Marple Dans Le Salon、セント・メアリ・ミード

――本作は“心の傷の癒し方”も一つのテーマのように感じました。芦田さんが疲れを癒すためにすることはありますか?

“こはる”という名前のネコを飼っているのですが、疲れたときはこはるが寝そべっているところに行って、そのお腹に顔をうずめて匂いを吸っています(笑)。すごくモフモフで温かくて、ホッと安心するんですよね。こはるは、ペロペロ舐めてくれるときもあるんですけど、基本的には「もう、やめてよ!」という顔をするんです(笑)。でも、やめられなくて、ついやっちゃうんですよね。いつもこはるから元気をもらっています!

――本作に登場するキワさんは、“ふしぎっと”と呼ばれる妖怪たちと話すことができる不思議な力の持ち主ですが、もし芦田さんが不思議な力を持てるとしたらどんな力を持ちたいですか?

ネコ繋がりなんですが、キワさんが“ふしぎっと”たちと自由に話せるように、私もこはると話せるようになりたいです。普段、「ニャー」と鳴いたり近くに来てくれたりして、気持ちを表現してくれてはいるんですけど、本当に思っていることはわからないので。もし話せたら「どのご飯が好きなの?」とか「して欲しいことはない?」とか「いま心地良い状態になっている?」とか…いろいろと知りたいことがあるので、そういうことを聞けたらいいなと思っています。ほかのネコともお話したいですが、まずはこはると話してみたいですね。

取材・文=戸塚安友奈

関連人物