「ルパン三世」とは昔から深い縁がありました。なにしろ、デビュー作が「ルパン三世/戦場は、フリーウェイ」(1967年双葉文庫)。以来、ゲームブックや小説など、いくつものルパンの物語を書き続けてきました。そんな私のもとに舞い込んできたのが、テレビシリーズPART6のシナリオの執筆依頼。もちろん全力を注いで書かせていただきました。最高にクールでハードボイルドなストーリーを皆さまにお届けします!
小学生の頃、毎日学校から帰って一番に見るアニメが「ルパン三世」の再放送でした。赤いジャケットのルパン世代です。ハンサムでも、ヒーローでもないのに、かっこいい。すてきな泥棒仲間、いつも裏切られるのに憎めない美女、まるでコンビの片割れのような警部。ワクワクしながら見ていました。まさかそこに脚本家として、そうそうたるメンバーの1人に加わることができるとは!当時の自分に、自慢したい気持ちでいっぱいです。
舞台はロンドン。ルパン(CV:栗田貫一)のターゲットは、英国政府を影で操る謎の組織・レイブンが隠したお宝。
その手掛かりとなる一枚の絵。立ちはだかるスコットランド・ヤードやMI6。ルパンの動きを察知して現れた銭形警部(CV:山寺宏一)。そして、ルパンの前には探偵シャーロック・ホームズが現れる。
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