濱田岳が10月スタートの、秋元康が企画・原作を務める完全オリジナルドラマ「じゃない方の彼女」(毎週月曜夜11:06-11:55、テレビ東京系ほか)で主演を務めることが分かった。
お笑い芸人の目立たない方、みんなが選ぶものとは違う方、クラスの主役じゃない方、モテない方。実は世の中の多くの人が何かの「じゃない方」。同作は、どこにでもいる普通の人生を送ってきた"じゃない方"の男性にスポットライトを当て、妻“じゃない方の彼女”との不倫を描く。
不倫相手はナチュラルに男性を虜にしてしまう女子大生。今まで関わってきたことのないタイプの女性に翻弄され、ドギマギしながらも、道ならぬ恋の沼へと沈んでいく男の姿が何故か笑える、今までにない全く新しい不倫コメディだ。
濱田は今まで人生のスポットライトを浴びたことがなかった地味で真面目な男・小谷雅也を演じる。愛する妻と娘に囲まれて、大学の准教授として真面目に暮らしてきた男に訪れた人生の転機。偶然出会ってしまった"運命の相手"はまさかの教え子。不倫はダメだと思いながらも、天然魔性な女子大生に翻弄され、運命に抗おうとする姿を演じる。
さらに、演出は「来世ではちゃんとします2」(毎週水曜深夜0:40-1:10、テレビ東京系ほか)、ドラマ「東京ラブストーリー」(FOD)、映画「植物図鑑 運命の恋、ひろいました」(2016年)など数多くの話題作を手掛ける三木康一郎が担当する。
何年か前に、ある漫才コンビについて話していたスタッフが、「じゃない方!」「じゃない方!」と叫んでいるのを見て驚いたことがあります。コンビのどちらかの名前を失念していたなら、「ボケの方」とか「ツッコミの方」というか、「上手(かみて)の方」「下手(しもて)の方」と呼べばいいのに…。
「面白い方」「面白くない方」という意味なのか、「顔が知られている方」「顔が知られていない方」という意味なのか、残酷な言い方だなぁと思っていたら、当の本人たちは、むしろ、愛おしさを込めて呼んでいることに気づきました。漫才という話芸において、それぞれ立場の異なる役割を理解した上での発言だったのです。
言い方を変えれば、人間は、みんな、何かの「である方」であり、何かの「じゃない方」だと思います。そんな言葉遊びの延長線上でドラマを企画しました。とある男性の前に、2人の素敵な女性が現れたら、どちらが「である方」であり、どちらが「じゃない方」になるのか? それが、また、厄介なことに、時間差で現れたとしたら? もっと、面倒くさいことに、結婚してから現れたら? 奥さん?彼女?どっちが「じゃない方」? 要するに、ぐしゃぐしゃなラブコメができました。
これまで演じてきたことのない役柄で、とてもチャレンジングだなと感じました。台本を初めて読んだとき、これまでにない新しいジャンルのドラマを作ろうというスタッフの皆様の高い目標、それにチャレンジしようという気概を感じ、とても勇気をもらいました。
新しい形のコメディドラマとして、温かい目で見て、楽しんで頂けたら嬉しく思います。
10月クールの月曜23時台は、テレ東ドラマとして昨年大きな話題となった「共演NG」以来、一年ぶりの秋元康企画・原作ドラマ「じゃない方の彼女」をお届けします。テーマは「不倫」。もちろんこれまでにも、ドロドロの修羅場が描かれた不倫ドラマは、数多くありました。しかし、秋元ドラマは、今回も一筋縄では行きません。
今や不倫が、社会的な命取りともなる状況。そんな中、平凡で冴えないけど、常識ある一人の男が、不倫沼に落ちて行ってしまう…なぜ?どうやって?…そのどうしようもなく愚かで滑稽、それでいてどこか憎めない様を、クスッと笑えるコメディとして描きます。
主演は、コメディにかけては、文字通りこの年代のトップランナーの一人、濱田岳。他にも、主人公と禁じられた恋に落ちる天然魔性(?)の女子大生、しっかりものの美人奥さんにも、ここでは言えない豪華キャストが!
バレたら終わり…。そんな恐怖と背中合わせの状況に、監督の作るハイセンスな映像世界が相まった、これまでなかった新しい感覚のコメディです。「じゃない方の彼女」どうぞご期待下さい!
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