サトミツこと、どきどきキャンプ・佐藤満春。自身が構成兼DJを務めるラジオ番組では膨大な音楽の知識を生かした生放送を展開し、放送作家として「スッキリ」や「ヒルナンデス」、「キョコロヒー」「オードリーのオールナイトニッポン」など多数の番組に携わる。そして、あるときは掃除やトイレの専門家として「有吉ゼミ」などといった番組に出演し、さらにはロケ企画の進行として参加したオードリーMCの番組「日向坂で会いましょう」で号泣。
この連載では、芸人・放送作家以外にも掃除やトイレの専門家などとしても活動し、人形劇の脚本なども手掛けるなどさまざまな顔を持つ謎の男・佐藤について、インタビューなどを通して紐解いていく。
第2回となる今回は、佐藤に大学卒業後のコンビ結成からブレイクに至るまでを振り返ってもらう。
――大学卒業後、今の相方である岸学さんとコンビを組まれたそうですね。
大学卒業から1年後の2001年に、知り合いの紹介で岸と組みました。文化祭などで漫才をしたりはしていましたが、正式にコンビを組んだのは岸が最初ですね。当時、岸は創価大学の落研をやってて、僕の友達にも創価大学の落研の人がいたんですよ。その人が落研のライブに誘ってくれてよく行っている間に、岸やナイツの塙(宣之)君とかと知り合いになりました。
最近塙くんに言われて気づいたんですけど、その時に一回、塙君に探りを入れられてるんですね。塙くんが土屋(伸之)君とコンビを組む寸前くらいにご飯を食べに行ってるんですが、お互いに相方を探している状況だったので、ともすると「僕と塙君がコンビを組んでいた」みたいな世界線もなくはなかったかもしれません。
――もしかしたら塙さんとサトミツさんがコンビを組んでいたかもしれないとは、すごい話ですね。
もしあの時にどちらかが具体的に「一緒にやろう」と言ってたらやってたかもしれないし、僕が岸を見つけてなければ、塙君が土屋君を見つけてなければ、組んでたかもしれないし。まあ、タラレバですが。
――もし塙さんと組んでたらどうなっていたと思いますか。
見た目的な素養でいうと、つっちーと近いものはありますけど(笑)、つっちーのようにマメに淡々とツッコむ感じは、僕にはできないかなと。でも塙君のネタづくりの実力を見ると、今のナイツほどは成功してなかったにしても、ある程度は形になっていたかもしれないですね。
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