「好きな洋服を着てほしい」1枚の布を“はんぶんこ”にして、2枚の洋服に…ルワンダ女性の貧困をなくすための活動に迫る<世界一の九州が始まる!>

2021/09/03 11:35 配信

芸能一般

色とりどりの鮮やかな布地・キテンゲを手に持つルワンダの人たち

9月5日(日)の「世界一の九州が始まる!」(毎週日曜朝10:15-10:30、RKB毎日放送ほかJNN系九州各局)は、RKB毎日放送製作の「オシャレも幸せもはんぶんこ」を放送する。同番組は、生産者、伝統工芸家、企業技術者、アスリートなど、さまざまなジャンルで「世界一」と誇ることのできる九州の魅力を紹介するドキュメンタリー番組。

ルワンダのスラム街の女性たちが「オシャレ」を楽しみ、「幸せ」を感じてほしいと、福岡在住の岡本望さんが1枚の布を使ったプロジェクト「DRESS FOR TWO」を始動。月収3000円のルワンダでは、「古着」や「おさがり」の洋服を着用する女性がほとんどだ。

しかし「オシャレすることをあきらめてほしくない!」「好きな洋服を着てほしい」という思いから、アフリカ生まれの布地「キテンゲ」(1枚=約5.7m)をルワンダと日本の女性で“はんぶんこ”し、2枚の洋服に仕立てることを提案。日本人女性が費用多く負担することで、ルワンダの女性でも購入できるシステムを作った。

さらに福岡市の大学生が、「平等な教育」「貧困をなくす」というSDGsの概念から「ルワンダの女性に手に職を!」と、キテンゲの端切れを使った製品作りのテキスト作りを開始。糸と針で誰でも簡単に作れる小物を作ることで、いずれはその小物が女性たちの収入となるようなシステムの構築も現在進めている。

アフリカの大地をイメージした色とりどりの鮮やかな布地・キテンゲ。その1枚の布を通して、ルワンダ女性の貧困をなくそうと活動する女性たちの姿を追った。