福本莉子と松田元太(Travis Japan/ジャニーズJr.)が、2022年初春公開の映画「君が落とした青空」でW主演を務める。本作は、2012年に書籍化され発行部数16万部を記録している、櫻いいよの同名小説が原作のタイムリープ・ラブストーリー。
福本が演じるのは、とにかく素直で一生懸命、思わず応援したくなるヒロイン・水野実結。松田は、サッカーが得意な校内の人気者である一方、彼女の実結に対してだけは不器用な篠原修弥に扮する。そして、監督はドラマ「おっさんずラブ」(2018年、テレビ朝日系)などを手掛けたYuki Saitoがメガホンを取る。
高校生の実結と修弥は、付き合って2年が経つ。“毎月1日は何があっても必ず一緒に映画を見に行く”という約束通り、その日も映画館デートする予定だったが、修弥は急用を理由に突然キャンセルする。最近何かを隠しているような雰囲気だった修弥に、実結はどこか不安を感じていた。
「もう一度話したい」と連絡してきた彼と会うため、気まずい空気の中待ち合わせ場所に向かうと、目の前で修弥が交通事故に遭う。実結は突然の事故にパニックになるが、目が覚めると事故当日の朝に戻っていた。“修弥を助け出す”と心に決めた実結だったが、何度も「同じ日」を繰り返す中で、彼が隠していたある事実を知る。