tvk「saku saku」のMC・トミタ栞&NANAE、黒幕への復讐を誓う?

2017/03/28 05:00 配信

音楽

tvk「saku saku」(毎週月曜~金曜朝7:00-7:30)の最後のライブイベント「『saku saku』ラスト・ライブ~さよなら・ありがとう~supported by BANPRESTO」が3月25日、神奈川・横浜Bay Hallで開催された。

このライブには、現MCのNANAE上々軍団(さわやか五郎鈴木啓太)に加え、前MCのトミタ栞、パペットの歴代操縦士だった黒幕とカンカンNANAEが所属する7!!カサリンチュダイスケが出演。会場に詰め掛けた大勢のサクサカー(ファン)の前で、パフォーマンスを披露した。

ライブ終了後、トミタとNANAEにインタビューを行い、「saku saku」の思い出などを語ってもらった。

tvk「saku saku」の最後のライブイベント後に、トミタ栞とNANAEに話を聞いた


――「ラスト・ライブ」を終えた、今のお気持ちをお聞かせいただけますか?

トミタ:自分が卒業したのがもう2年前になるんですけど、卒業の時は一緒に出演していたあゆみくりかまきちゃんが(番組内の舞台の)レンタルショップで泣いてて。私的には「卒業だ!」「頑張らなきゃ!」っていう気持ちだったんで、その場では泣けなかったんですけど、今日はちょっとヤバかったですね。

今日は目の前にサクサカーの人たちがいて、今までに見たことないくらいの人数のスタッフさんも裏にいたので、そういうのを目の当たりにした時に、いろんな気持ちが巡って、切ないなという気持ちにも正直なりましたね。

でも、悲しいとかじゃなくて、また新しい何かが始まるということを期待してるので、次の伝説を楽しみに待ちたいのと、「saku saku」というものがこのまま残っていって、伝説に変わっていくのを今後楽しみにしていきたいと思っています。よく言う言葉ですけど、終わりっていうのは始まりだなっていうのを、身をもって体験しました。すごい楽しかったです。

NANAE:まず、こんなに人が来てくれたんだ!っていうのでビックリしました。SOLD OUTとは聞いてたんですけど、こんなにたくさん「saku saku」のことを愛してくれてる人がいたんだなって思ったら、「saku saku」の歴史に名を刻めたことがすごく誇りだなと思いましたね。あと、最後じゃないとこんなラインナップは集まらないんじゃないかなって思ったので、今日は寂しい気持ちもあったんですけど、みんなでライブができて、ものすごく楽しかったです。

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――トミタさんは、久しぶりにサクサカーや黒幕さんと触れ合いましたね。

トミタ:(黒幕が)顔出してたのは、ちょっとショックだったわー。今まで、(番組DVDの特典映像として収録された)ドラマでお面とかしてることによって世界観が崩れてたんですよ。そのお面を「取ります!」って言って取るんじゃなくて、あんなにサラッと、忘れたかのように出てきたことに、すごく怒りを覚えていて。それに関しては、納得がいってません(笑)。もっと大事に取ってほしかった!「私、脱ぎます」じゃないけど、もっと見せ方があるじゃないですか?(笑)

NANAE:めっちゃ怒ってる(笑)。

――ガッカリしましたか?

トミタ:そうですね、変わってないなと思いました。

――サクサカーとの再会はどうでしたか?

トミタ:私は18歳の時、芸能界の経験がない中でいきなり「saku saku」でデビューだったので、私のことを知ってる人がゼロの状態からイベントに出させてもらったりしてたんです。その時から、黒幕さんはすごい人気で。私は生身のオジサンを見てるのに、みんなは黒幕さんを神じゃないけど、特別過ぎる存在かのように思ってて。

――サクサカーから見たら黒幕さん=白井ヴィンセントですから。

そうなんです、その感じがとても楽しくて。だからといって、サクサカーの人たちは黒幕さんだけを応援してるわけじゃなくて、「saku saku」っていうプロデューサーさんが作った作品についてきてくれるというか。応援してくれる姿勢が、ものすごく強い方たちだなと思うんですよ。サクサカーの人たちは応援型のファンだなと今回特に思って、その団結力を感じました。

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――NANAEさんにとっても、今日がサクサカーとの最後の触れ合いになってしまいましたね。

NANAE:思うところはありましたね。私たち7!!の「メロディ・メーカー」っていう曲もずっとオープニングで使っていただいてたので、それをみんなが歌ってくれて。こんなに幸せな事はないなって、今日改めて思いました。アーティストの皆さんに歌っていただけたのはもちろんですけど、サクサカーさんも一緒に歌ってくれたのは、私の中ですごく特別でしたね。

あと、私は6代目MCで、私の中では「saku saku」がずっと続くものだと思ってて、7代目に交代する時にどういう言葉を掛けようかな?とか、どういうふうにしようかな?っていうのを考えていたところもあったので、私の代で終わってしまうっていうことは、正直悔しいなっていう気持ちもあります。でも、だからこそ自分が最後のMCということは、今から誇りにしようって思っています。