AKB48小栗有以の恐怖体験は「豚まんが…」ショックと怒りで震える<「未成仏百物語」インタビュー>

「お泊まり」で女子大学生・早苗を演じるAKB48・小栗有以 (C)2021映画「未成仏百物語」製作委員会

新しい発見がたくさんあった


――ホラー映画への出演はいかがでしたか?

ホラー作品への出演は初めてでした。映画とかドラマとか怖い話を見るのがすごく好きで、夏は友達と一緒に怖い作品を見てワーキャー言うのが好きなんです。

今回は演じる側として、見ている人を怖がらせることができるということで、最初にお話を聞いた時はうれしかったです。

――完成した映画を見た感想は?

「こういう表情をするんだ」とか、「ちゃんと怖がれている」とか、(自分の演技について)新しい発見がたくさんありました。演技のお仕事は今後していきたいことなので、(ホラー作品への出演で)普段出さない感情、表情で演じられるのは楽しかったですし、それを映画で見られるというのはうれしいなと思います。

それに、出来上がりを見たときに、自分が演技しているとき以上に、すごく怖くなっていたんです。もちろん自分の表情とかも大事だけど、カメラワークとか、その場の雰囲気とか、映画を作る上で(映画に関わる)皆さんの力あってこそだと思いましたし、すごいことだなって思いました。

私の出演した作品は、他のみんなのドラマとはまた違った不思議なお話だったんです。

もちろん怖いのを表現するために自分の表情が大事だなと思っていて、見ている方が「この後どうなるんだろう?」とか「こうなるのかな?」と想像すると思い、私も表情を気を付けていたんですけど、それとは別に(今回のストーリーで)食べ物の大切さを感じました。普段から食べ物は大事だなとは思っているけど、改めて食べ物のありがたみを感じられる作品でした。

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