AKB48坂口渚沙「自分だけの枠を作りたい」目指すは“オカルト好きアイドル”<「未成仏百物語」インタビュー>

AKB48・坂口渚沙 撮影:金澤正平/衣装協力:ZAMPA COMPNY LIMITED

ちゃんと続けられる人になりたい


――少し映画から離れて、今年の夏についても聞かせてください。

(コンサートや公演が中止になるなど)やっといろいろ始められそうっていうときに、また一から戻っちゃった感が強かったですね。逆戻りしちゃったなという感じで。活動できない悔しさもあるし、ファンの人と会えなさすぎて離れていっちゃうんじゃないかという不安もあります。

――個人ではYouTubeチャンネルを開設していますね。

去年から始めました。北海道の観光大使をさせていただいているので、北海道のことを紹介しています。私のお父さんがドライブ好きなので、いろんな所に連れて行ってもらっていますが、北海道はいい所がいっぱいありすぎて、全然周りきれてないです。

――新型コロナの影響で撮影も大変なのでは?

ダメージは受けています。それに、今は旅行に行きづらいじゃないですか。更新するのにちょっと罪悪感があるというか。でも、更新はしなければいけないから葛藤している部分はあります。

外出自粛から開放されたら、私のチャンネルを見て、皆さんに北海道に来てほしいです。

――今後挑戦したいことはありますか?

アイドルがいっぱいいるから自分だけの枠を作りたいと思っています。誰とも被らないような。オカルトは本当に好きなので、“オカルト好きアイドル”の枠は取っちゃいたいという願望はあります。極めたいなって。オカルト系の検定があれば極められるかなって思うんですけど、そういうのありますかね…? そういう資格を取りたいです。

――昨年12月に20歳になりましたが、成人して変わったことはありますか?

みんな言うと思うんですけど、20歳にはなったけど中身は何も変わってないなって…思いませんか?(笑) 直したいところは、自分が面白そうって勢いで始めたことを続けられないことですね。ずっと続けていると「この道は間違っているかも」と不安になっちゃうんですよ。「やっていて大丈夫かな?」とか「意味あるのかな?」とか。そういうことに押し潰されてやめてしまうので、始めたことをちゃんと続けられる人になりたいです。

――では、最後にファンへメッセージをお願いします。

暑いですよね。暑い夏といえば怪談ということで、AKB48で怪談映画をやります。ファンの人も体験型みたいな感じで、大島てるさんとの対談こそ、私と一緒の気持ちになって話を聞けると思うので、みんなと一緒になってヒンヤリしてほしいなって思います。お楽しみに!

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