AKB48行天優莉奈、初めての心霊体験は「怖すぎて逆に寝ました(笑)」<「未成仏百物語」インタビュー>

AKB48・行天優莉奈 撮影:金澤正平

怖すぎて泣きました


――ホラー作品への出演は初めてですか?

初めてでした。今回、私はロケだったんですが、「ガチの心霊スポットに行って体験」みたいな内容で。私、ホラーはめちゃくちゃ苦手なんです。おばけ屋敷とかも避けてきたし、怖い話も夏になるとテレビで放送するじゃないですか。そういうのも見ないように生きてきたのに、まさかアイドルになって心霊スポットに行くことになるとは思っていなかったので、どうしようと思ってすごく不安でした。

――出演決定を聞いたときの心境は?

「あぁ、そういう系かぁ」とは思ったんですが、前にもいろんなメンバーがホラー作品に出演していたというお話を伺って、そのメンバーに聞いたときに「(次の出演で)行天は?」と言ってくださっていたみたいで。お仕事だし、映画で、初めての体験だけど、「ここは頑張ろう!」と思って頑張りました。

――ロケではだいぶ怖い思いをされていたようですね。

私は霊感がないので(霊とかは)見えないんですよ。怖がっている割には何も感じないし、何も見えないんですけど…。

実は、今回のロケでトンネルに行ったんですが、ミセス・ヒロコさんが私たちより少し後ろにいたんです。次のロケ地に移動する車内で、ちょうど私たちが立っていた辺りに白い、髪が長い30代くらいの女性が立っていたと言って。それが見えていたから近寄らなかったって言うんです。それを聞いて、車の中で「えー!」ってなっちゃって。霊とそんな至近距離にいたんだなと…本当に怖かったです。

ロケで行った所がめちゃくちゃ寒かったんです。寒いというより寒気がするような。その場所から数十メートル移動しただけで気温も全然違って。あの場所だけ空気が違って、そういう体験をしたのも初めてだったので、めちゃくちゃ怖かったです。

家に帰ってからは粗塩で洗いまくりました。粗塩風呂にも入りましたもん、怖すぎて(笑)。

――移動の車内で話してくれたというのは、カメラの回ってない所で?

回ってないです。回ってない所で教えてくださって(笑)。何も感じないけど、「そこにこうでこうでした」って聞いたその事実だけで本当怖くなっちゃって。次のロケでは何があったのか明確に聞いたので、怖すぎて泣きました。「もう無理ー!」って。そこも寒かったですね。聞いた事実と目に見える場所、あとは夜の山の中という雰囲気で泣きました。

――心霊写真も見ていましたね。

最初に見たときは分からなかったんです。よく見ると「いる!」って叫びました(笑)。しかも、見せていただいたのがロケに行く前だったので、怖いじゃないですか。もともと心霊写真とかも見ないようにしてきたから、めちゃめちゃビックリしました。本当に撮れるんだって。「そういう所に行くんですか!?」って(笑)。本当に怖かったです。

関連人物