石井杏奈“涙の名演”でトレンド入り!元E-girls、解散後は女優としての活動を本格化<イタイケに恋して>

2021/09/03 12:23 配信

ドラマ レビュー

弘田佐知役・石井杏奈(C)ytv


影山の心の中に今も結花がいることをはっきりと思い知らされた佐知に、視聴者からも共感の声が上がった。

「さっちゃん、わかるよ~!好きだからこそ、関係壊したくない」「さっちゃん元気出して!」「さっちゃんの涙が切なすぎた」「さっちゃんの気持ち痛いほどわかる」…。そんな感想が飛び交い、Twitterでは「#イタイケに恋して」がトレンドトップ10入りする注目を集めた。

「チア☆ダン」で見事なチアダンスを披露


佐知を演じる石井は、女優でありE-girlsの元メンバー。ダンサーとしての活動と並行して、10代の頃からドラマ「私立バカレア高校」(2012年、日本テレビ系)、「GTO」(2012年ほか、フジテレビ系)、「仰げば尊し」(2016年、TBS系)、「ゆるキャン△2」(2021年、テレビ東京系)、「シェフは名探偵」(2021年、テレビ東京系)、映画も「ソロモンの偽証」(2015年)、「スプリング、ハズ、カム」(2017年)、「記憶の技法」(2020年)、「砕け散るところを見せてあげる」(2021年)とコンスタントに活躍してきた。

話題を集めた令和版「東京ラブストーリー」(2020年、FOD・Amazon Prime Video)では、メインキャストの一人でヒロインの恋敵・関口さとみを好演。ドラマ「チア☆ダン」(2018年TBS系)ではダンス経験に加え猛特訓も重ねて劇中で見事なチアダンスを披露。さらに、チアダンスとチームへの思いをあふれさせるシーンで美しい涙を見せ、ドラマファンにその存在を印象付けた。

2020年末のE-girls解散後は女優としての活動を本格化。2021年はすでにドラマ4本のレギュラーキャストを務めたほか、配信ドラマ1本、映画は主演作品を含む2本が公開中という多忙ぶりだ。

演技経験を重ね、実力派女優へと大きく飛躍してきた石井。「イタイケに恋して」での涙の演技は、そんな彼女の表現力を見せつけるものだった。ドラマはいよいよ次回が最終回。佐知が恋愛研究所の解散を宣言したその後が描かれる。

六郎(升毅)は影山たち3人に、佐知が恋愛の研究をするようになった経緯を語る。3人は、悩んでいる佐知の力になりたいと必死に彼女を捜す。佐知は無事見つかるものの、悩んでいないと言い張り、解散も撤回しないと断言する。