安田顕扮する“変態仮面”は本人からの提案!「中途半端にやりますと本当にそういう人だと思われますので」

2021/09/04 19:35 配信

映画 会見

安田顕が“変態仮面”について真剣に語る※2021ザテレビジョン撮影

9月3日より全国公開された「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」の公開記念舞台あいさつに、TEAM NACSのメンバー・森崎博之安田顕戸次重幸大泉洋音尾琢真と共に、堀切園健太郎監督がそろって登壇。本作の撮影現場でのエピソードが明かされた。

がんばれ!TEAM NACS」は、TEAM NACSの結成25周年とWOWOWの開局30周年を記念したビッグプロジェクト。メンバーが戦隊ヒーローに扮(ふん)した「バック・トゥ・ザ・戦隊・フューチャーズ」をはじめ、国民的グループを目指すための「NACS 新メンバーオーディション」など、数々の企画が繰り広げられてきた。

「劇場版 がんばれ!TEAM NACS」は全話を再編集し、放送では見ることのできなかった未公開シーンやメンバー5人の本音が詰まったインタビュー映像をたくさん盛り込んだ作品。

安田顕「恨みつらみはございません」


公開記念舞台あいさつがスタートしてから、静かにメンバーのトークを聞いていた安田に、堀切園監督が質問したのは、安田扮(ふん)するキャラクター“変態仮面”について。

堀切園監督は「変態仮面のシーンは、元々プロット上では“安田さんが役作りをしている”っていうシーンを作ろうと思い、最初は殺人犯役でっていう話だったんです。けれど、安田さんが『変態仮面みたいなのはどうですか?』と仰って、そのまま変態仮面になってしまいました。そうしたらエスカレートして、パンツ被るわ、自分のTシャツ作るわで、すごく大好きなシーンで面白かったんですけど、安田さんの好感度を心配していまして…」と、安田が後悔しているのではないかと心配の様子。

すると安田は、「企画会議の時に『どうやったら面白いですかね?アイデアください』ということだったので、そういう提案をさせていただいて、それを放送作家の方に膨らましていただいたんですけども…特にいやだなぁとかそういうこともなく、書かれていることをやった感じでございます」と、淡々と自身の思いを明かした。

続けて、「中途半端にやりますと本当にそういう人だと思われますので、中途半端というのが一番良くない。『嘘でしょ!?』っていうくらいやったほうが、『わざとなんだな』って思ってもらえますので、そういう感じでやらせていただきましたので、恨みつらみはございません」と語り、会場を笑いに包んだ。