細田佳央太、大友花恋が恋人未満の2人を演じる「会話から出てくる個性を感じられると思います」<「初情事まであと1時間」インタビュー>

「初情事まであと1時間」第8話に出演する細田佳央太、大友花恋(写真右から)撮影=玉井美世子

恋人たちが初めて結ばれるまでの直前の1時間を豪華監督が描くオムニバスドラマ「初情事まであと1時間」(MBSほか)。第8話は、映画「ぐるりのこと。」(2008年)などで知られる橋口亮輔監督が、細田佳央太大友花恋が演じる2人の淡い恋を演出する。

細田「撮影期間はすごく濃厚で充実していました」


細田:セリフ一つ一つを、かみ砕いて登場人物の心情を教えてくださる監督で、すごくやりやすかったです。リハーサルを含めてわずか3日間という怒濤(どとう)の撮影期間でしたが、すごく濃厚で充実していました。

大友:演出面はもちろんですが、お芝居って楽しいんだということを改めて教えていただいた気がします。実際にまみ子ちゃん(大友)のシーンを監督が演じてくださるのですが、それがとてもすてきで。監督以上の演技が私にできるのかな?といつもドキドキしていました。

細田:何より鍋を囲んでの会話劇が難しかった。基本、食べながらや手を動かしながらの演技ばかり。当たり前のことを改めて意識すると、なかなかできないものだと思いました。

大友:長回しで撮ると聞いたときは驚きましたし、緊張感もありました。会話のテンポが遅くならないように気を付けて演じているので、注目してください。