続けて、フリップトークが行なわれ「子どもが挫けそうになった時にかける言葉」という問いに対して、吉瀬は「チャレンジしたことに意味があるんだよ」と回答。今年の夏、プールの飛び込み台に上がったけれど、結局は飛び込めなかった自身の子どもに対して実際にかけた言葉であると、プライベートエピソードを披露した。
また、寺田選手は「最近あった小さなGoodは?」の問いに、「オリンピック後のお風呂タイム」と回答。そこで、普段は競技で記録を出しても「目標タイムに届いていない」と、あえて厳しい言葉をかける娘からの意外な一言を打ち明けた。
「準決勝で敗退して本当に悔しい思いをしたんですけど、彼女が、一緒にお風呂に入った時に“ママ準決勝にいけて良かったね、おめでとう”と言ってくれたんです。オリンピックというものが家族にとって大切で、仲間と一緒に目指してきたことを彼女が分かってくれていたことにジーンとしました」と、家族とのエピソードを語った。
取材・文=原千夏