テレビ朝日系では、4月15日(土)から夏目三久がMCを務める「chouchou」がスタートする。
番組名になっている「chouchou」とは、フランス語で「お気に入り」「すてきな」という意味を持つ言葉。夏目が、“おともだちゲスト”と専門家ゲストをスタジオに迎え、さまざまな時代の人々のお気に入りだった物や文化を探りながら、各時代の特長はもちろん、現代の流行との共通点などをひもといていく。
初回収録を終え、夏目は「歴史をたどっていく番組ということで、収録前はちょっと硬い感じになるかと思ったのですが、庶民の暮らしを探っていくことで、私たちの今の暮らしに通じる部分も発見でき、非常に楽しめました。
視聴者の方々にも当時の雰囲気を味わっていただけると同時に『時代が変わっても人って変わらないんだな』という面白味も感じていただけると思います。
実を言うと、私は大学時代に、明治・大正時代になぜ洋食文化が広まっていったのかをテーマにした卒業論文を書いたんです。ですから、第1回放送分の『江戸の屋台』というテーマには、特に興味を持ちました」と、自身の経験明かし、番組をアピール。
自身のchouchou(=お気に入り)を問われると「遅ればせながら、今年からWBCにハマりました! そうそうたる選手の方々がガムシャラに泥臭くプレーしている姿を拝見し、とても胸を打たれまして…。
選手の皆さんの名前も覚えましたし、今年のペナントレースが楽しみです。ぜひ球場に足を運び、生で観戦してみたいです」と、熱い思いを語った。
初回放送では、夏目が「プライベートでも一緒にお相撲を見に行ったり、メール交換をする」ほど親密だという、“おともだちゲスト”のコラムニスト・能町みね子と共に、専門家ゲストの思想史学者・森田健司氏から「江戸の庶民が愛した屋台」について学ぶ。
また、4月22日(土)放送の第2回では、「明治の庶民が愛した美女写真」を特集。専門家ゲストであるコレクター・石黒敬章氏から、明治時代には美女写真コンテストがあったと聞くと、現代のアイドル文化との共通点を見いだし、興味深げな表情を見せた。
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