――現場に入ってみていかがでしたか?
初日は緊張がMAXでした(笑)。どういう感じで撮影が進むのか分からなかったので。それに、スタッフさんは衣装合わせのときからすごく多いなとは感じていて、現場にもたくさんいらっしゃるとは思っていたんですけど、イメージの倍ぐらいいたんですね(笑)。こんなにもたくさんの方が関わってるんだなと思って、さらに緊張が増しましたね。でも、よく深呼吸している僕に気付いた夏菜さんが、「緊張してる?」って声を掛けてくださって。「大丈夫だよ。私も最近までずっと緊張してたから」って励ましていただいて、少し緊張も和らいだと思います。キャストの方もスタッフの方も皆さん温かくてありがたかったです。
――一番印象的なシーンを教えてください。
衝撃を受けたのはラストシーンです。他の男性と同じように、オレキングもマリコさんに恋をするので、純粋な姿を見せるシーンもあるんですけど、そこから地獄に落とされる。そこのシーンは見どころでもあると思います。演じていても、みんなから責められるときは、自分がやられている感じでちょっとへこみます。さっきまで、カメラ回ってなかったときはみんな笑顔で話してくださったのにって(笑)。
――女性にひどいことをするシーンもありますが…。
そこに関してはあまりいやな気持ちはなかったです。普段、女性を罵倒することってないので。相手役の莉子さんには「ほんとすみません…」って言いながら、途中からちょっと楽しくなっていましたね。悪役は普段できないことをやれるところが面白いですね。
――ビジュアル面では、役に合わせて金髪にもされたとのことで。
僕の顔や髪形はきっと柔らかいイメージが強いと思うので、それを真逆にもっていかなければならいということで、金髪の話は最初から出ていました。最初に金髪のイメージを見せてほしいと言われたので、過去に金髪にしたときの写真を見せたら、「チャラい! 金髪の方が絶対いい!」ってなったんですね。それで金髪にして、がっつり上げ髪にして。眉毛も色をつけて、チャラさが少しでも出せるようにしていただきました。周りからはとにかく「チャラい」って言われました(笑)。スタッフさんで僕のインスタを見てくれている方からは、普段とは印象が全く違うので、「すごいねー! チャラいねー!」って(笑)。
――ご自身は気に入っていましたか?
最初は街を歩いているとちょっと恥ずかしいなって思っていましたが、だんだん慣れてきて、2週間くらいしたら金髪もいいなって思い始めまして。元に戻すのが名残惜しくなりましたね。ぜひまたやりたいので金髪の役をお待ちしています!(笑)
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