BE:FIRST、オーディション「THE FIRST」を振り返る!自分のためだけではなく『仲間を意識した生活に変わっていった』<インタビュー>

2021/09/16 06:00 配信

音楽 芸能一般 インタビュー 独占

オーディション「THE FIRST」から誕生したBE:FIRST撮影=山田大輔


2021年約半年にわたって実施されたSKY-HI主催のオーディション「THE FIRST」から誕生したボーイズグループBE:FIRST。プレデビュー曲「Shining One」のMVが公開2週間で1000万回を突破するなど話題に。ザテレビジョンでは、そんな話題沸騰中のBE:FIRSTにインタビューを実施した。

BE:FIRSTのメンバーは、SOTASHUNTOMANATORYUHEIJUNONRYOKILEOの7名。オーディションでは、合宿で参加者自身が作詞・作曲・振り付けまで行う“クリエイティブ審査”などさまざまな審査が行われた。

――みなさんお互いを尊重し合っていますが、いつからチーム感ができあがっていったのですか?

LEO:合宿の最初の方はまだ初めましてという感じだったから、合宿の後半からかな。

JUNON:最初がクリエイティブ審査だったけど、みんなの人となりが分からないから難しかった…。だからBチームはいろいろあったし。

RYUHEI:僕も最初どうすればいいか分からなくて、(14歳で)年も若いし、自分はしゃべらない方がいいのかな?みたいに考えたときもあって。自分を出すより合わせた方が何も波風が立たないしその方がいいかなって。あと“辞退”って言葉も頭によぎったり…。メンタル的には本当につらかった時期もあって。でも日数を重ねて、ちゃんと苦労することでみんなとうまくやる方法が見つかるってことに気づいて。そこから考えが変わったし、その成長が今となっては本当に良かったなって思って。

RYOKI:全てがそこだよね(笑)。合宿の最初にどーんと難しいことがあって。Bチームはみんな気持ちを伝えるのがそんなに得意じゃなくて。その中でも僕はこれまで色んな人と関わってきて人付き合いが得意だと思っていたので、自分が頑張らなきゃというのがあり。でもそれだけじゃダメだったなって今となっては分かるんだけど。結局ものを作る作業だったから、音楽性を含めてお互いのことを知る必要があったというか。あれは後悔したな。でも最終的には、最低限だけどみんなが一つになってパフォーマンスができたのはすごく良かったと思う。今ではいい宝物って感じ。

MANATO:うん。合宿の最初がクリエイティブ審査だったのは本当に大きかった。始めに聞いたときは、「もう?」と思ったけど。だって普通のオーディションなら課題曲をやって一人で戦っていくけど、「最初からチームで作りあげていくの?」って、すごく不安だけどワクワクして。でもすごくいいものができて、自分たちの曲も気に入っているけど実は自分以外の2チームの曲も好きで、いまだに口ずさんでいるんだよね。

SOTAMANATOが驚いた気持ち分かる!オーディションってやっぱり自分のためというのが大きいと思っていたのに、基本グループ審査だったから。もちろん最初のうちは、ラップとか表現力とか自分の課題を最優先で考えていたけど、いつの間にか仲間を意識した生活に変わっていって。最後の「To The First」のときなんて、自分のラップを練習する時間を大幅に削ってでも振り付けを考えていて。みんなお互いのことを考えてる時間が増えていった日々だったなって。

SHUNTO:実は最初、合宿があると聞いて苦手だなって思っていて。僕自身、一人で抱えるタイプだし、一人の時間がすごくほしい人間だったので、誰かと一緒の部屋なんてありえないと思って。でも実際に始まってみると、みんな自然と音楽について考えている仲間たちだったから、寝る前までもずっと音楽の話をしていて。それが本当に楽しくて、抵抗感なんてどっかいっちゃった(笑)。だから終わったときは本当に寂しかった。

RYUHEI:いくら年齢が違っても、価値観とか自分の中の揺るぎないものとかはそんなに変わらないって分かったよね。まぁそこに気づくまでは、僕の中ではみんなが大人に見えていたけど。

MANATO:すごいよね。僕だったら絶対に怖いと思う。

LEO:みんなすごいよ。あれを乗り切ったんだもん。で、みんな嫌なことは嫌と言えるようになって本
当に過ごしやすくなった気がする。何か家族みたいな感覚になっていったというか。今では一緒にいない方が不思議な存在だよね。

JUNON:オーディション番組で一生の仲間になるなんて、本当に奇跡のような番組だなって思った。

【写真を見る】BE:FIRSTのSOTA撮影=山田大輔