上白石萌歌、連ドラ初主演の重みひしひし「“藤野涼子”という4文字を見るだけで責任を感じます」<ソロモンの偽証>

2021/09/13 22:19 配信

ドラマ 会見

上白石萌歌が「ソロモンの偽証」完成報告会に登壇

女優の上白石萌歌が、9月13日に都内で行なわれた『連続ドラマW 宮部みゆき「ソロモンの偽証」』(毎週日曜夜10:00-11:00、WOWOWプライム、WOWOW※10月3日[日]スタート)の完成報告会に登壇。共演の宮沢氷魚山本舞香と共に、作品や撮影の裏側エピソードなどを語った。

鼻息が荒くなるような緊張感と対抗心をもっていました

同作は、作家・宮部みゆきが、構想15年、執筆に9年の歳月を経て完成させたミステリー「ソロモンの偽証」を完全ドラマ化。ひとりの同級生の転落死から始まった不可解な出来事を「学校内裁判」で解き明かしていく。原作では1990年代の公立中学校を舞台に描かれているが、ドラマではSNSが普及する現代の私立高校が舞台となる。

連続ドラマ初主演となる上白石は、同級生の不可解な死に疑問を持ち、学校内裁判を主導する高校生・藤野涼子役を演じる。

舞台に登場した上白石は、自身が演じた役について「“藤野涼子”という4文字を見るだけで重みや責任を感じます。(涼子は)誰よりも色々なものを背負っている女の子なので、撮影中は“どうにか彼女を救うことは出来ないか”という思いで過ごしていました。重圧や責任など全てを背負って、強い眼差しでいることを意識しました」と語った。

学校内裁判で検事役を演じることから、実際の裁判にも足を運んだとし「以前、被告人の役を演じた時にも傍聴しましたが、今回は検事の方の動きや空気感を意識しました」と打ち明けた。

また、検事役を演じた際は、宮沢が演じる弁護人と対峙するシーンが多かったことにも触れ「弁護人は3人で、検事は1人だったので、人数にも圧倒されないように、鼻息が荒くなるような緊張感と対抗心をもって“絶対に負けない!”という気持ちでいました」と、撮影時を振り返った。