こだわっているのは「とにかく肌触りの良さ」と言い、「とにかく着ていて気持ちが良いというのが第一」と明かす。春夏商品を購入した人からは、「びっくりするくらい肌触りが良かった」「初めての感覚だった」などの声が届いており、宇賀は「それは本当にうれしかった」と笑顔を見せる。
さらに「sana me」のこだわりが、期間限定の受注生産だ。「店舗に並べると、すぐに手に入るという利便性はありますが、たくさん作っておかないといけない。毎年いろんなブランドがいろいろなお洋服を作り、売り出していることによって、一度も袖を通されずに捨てられていく服が、日本で年間何十億トンとある。それって“究極の無駄”だよねと思って。
だからこそ、受注期間をちゃんと設けて、必要な人だけが買ってくれることによって、届くまでは2カ月かかってしまうけど、無駄が一切ないし、こちらも在庫を抱える心配もない。地球にも優しい。こういう買い物の仕方を少しでも知ってもらうきっかけになれば」と話す。
秋冬商品に関しては8月31日で受注を一度締め切ったが、9月に入ってからも問い合わせが多いという。また、新宿の百貨店にポップアップストアも出店したが、「8月は暑くて秋冬の服を買いたいとならなかった」「コロナの状況が悪く、ポップアップストアに行けなかった」などの声が寄せられている。宇賀はスタッフたちと話し合い、商品を絞り、9月27日午後12時まで再販売する企画を立ち上げ、受注を行っている。
宇賀は「最近は涼しくなってきたので(笑)」と前置きしつつ、「購入を検討していた方にはぜひ見ていただきたいなと思います」とアピールした。
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