モデルの水原希子が9月15日、都内にて開催された「Tinder スペシャルトークイベント with 水原希子」に出席。コロナ禍で変化した自身の価値観を明かした。
2020年よりソーシャル系マッチングアプリ「Tinder」のブランドアンバサダーを務める水原。この日のイベントでは、ウィズコロナの生活により「出会い」に影響を受けてきた大学生と「出会い」をテーマにトークを展開した。
コロナ禍での変化を聞かれた水原は「緊急事態宣言のときは、学生時代以来くらい家族とたっぷり時間を過ごした。『楽しい』と言って語弊があったら嫌なんですけど、家族の仲は深まったなと思いますね。今思うと貴重な時間でした」と自粛期間を回顧。
価値観にも変化があったそうで「それまでは『仕事だからやらなきゃいけない』ってことが結構あったんです。コロナによって、自分が一番好きなこととかやりたいことがより明確になった気がします。せっかく命と時間があるんだからひとときも無駄にしたくないというか、『自分の人生なんだ』ということをすごく考えるようになりました」と明かす。
続けて「仕事だとしても、『本当はあまりやりたくないけど次につながるかもしれない』とか、正直あった。そういうものをやらないでおこうと思ったんです」と仕事の選び方が変わったことを打ち明けていた。
また、ネット上で初めて知り合う人との対話で気を付けていることを尋ねられた場面では「私は“自分の気持ちを大事にするキャンペーン”を行っているので、相手にとっていいかどうかは分からないんですけど、オンライン上でも思ったことをはっきり伝える。とにかく正直でいることを、私は自分のためですけどやっています」と回答。
続けて「我慢しちゃうと苦しい思いをしちゃう。良いと思ったことは良いと言うし、懸念とかも事細かに伝える。壁を作らないようにしています。相手にとっては喜ばしいことかは分からないですけど、最終的には良い結果につながると信じてそうしています」とアドバイスした。
◆取材・文=山田健史