ガリットチュウ福島善成、33kg減量も「ダイエットではない」柔術の肉体美、目指すは“芸能界最強”

2021/09/22 08:30 配信

バラエティー インタビュー 独占

33kg減量!ガリットチュウ福島の肉体美※提供写真

ガリットチュウ福島善成によるInstagramの投稿が、このほど話題を呼んだ。 ぽっこりとお腹の出た “Before”と引き締まった“After”の比較写真を添えて、108kg→75kgと33kgの減量に成功したことを報告したのだ。明確な目標設定とキッチリした食事管理の末に激やせしたのかと思いきや、本人に話を聞くと、 返ってきたのは「ダイエットを意識したことはなかった」という意外な答えだった。柔術にハマったことで痩せたといい、「芸能界最強でいたいです」という目標を明かした。

ダイエットを意識せずに「好きなものを飲み食い」、しかし柔術で大幅減量


――まず、ダイエットを始めようと思ったきっかけから教えてください。

実を言うと33kgの減量は、何年もかけて実現したんです。本格的に痩せ始めたのは、柔術にハマった去年の12月頃。当時90kg台で、別にダイエットをしようなどとは意識せず、毎日の練習で動くだけ動いていたら、どんどん体重が落ちていき、気付けば半年ほどで15kg痩せていました。

――その間、食事制限などはしなかったのでしょうか?

しなかったですね。プロテインもサプリも摂ってませんし、普通に好きなものを飲んだり食べたりしていました。昨日も大食いのロケでしたし(笑)。

――それで今の身体になったのはすごいですね…!

よく「男性ホルモンが出ると筋肉が付きやすくなる」と言われますけど、男性同士で組み合うと、より多く分泌されるんですって。僕は柔術の練習として、スパーリングの5分・6本セットを週6回やっていましたが、ガっと組み合った時に本能的にテストステロンが出て、それを繰り返しているうちに筋肉が付いたんじゃないかなと。ウエイトトレーニングの類いは一切やってないですし。いずれにしても、「痩せたい」というよりは「強くなりたい」っていう気持ちで組み合いをしてたら、結果的に身体が絞れた…という感じです。

減量後のモノマネ「身体をまだ活かしきれてない」、今後の目標は“最強”「突き抜けると面白い」


――そもそも、柔術を始めようと思ったきっかけは何だったのでしょうか?

柔道はもともと学生時代にやっていました。年齢を重ねてから柔術に挑戦しようと思ったのは、昨年に「QUINTET」っていうグラップリングの大会を初めて見に行ったことがきっかけです。以前から東京オリンピックに向けて「芸能人一動ける身体を作りたい」という願望がありましたし、それに、柔術だったら40歳を過ぎて取り組んでも怪我が少なそうだし、今から始めるのに適していると考えたんですよね。あとは「モテたい」という気持ちも少しありました(笑)。

――グラップリングの魅力はどんなところにあるとお考えですか?

グラップリングって激しいスポーツなんですよ。全身で相手と組み合うから、練習の度に手の指先から足の指先まで全身筋肉痛になるんです。でも一カ月続けると、「この痛みがないと自分がダメになるんじゃないか」と不安になり、結果的に習慣化してたんですよね。あるあるなんですけど、1日休んだだけで、1週間休んだ気分になるんですよ。

――練習へのモチベーションを保つためにしていたことはありますか?

僕、昔から「ロッキー」が好きで、これまでも落ち込んだ時はテンションを上げたくて、よく鑑賞していたんですよ。先日も試合に出る前に自分を奮い立たせるために見たんですけど、僕が練習し過ぎのせいか、「ロッキー全然練習せぇへんやん。もっと練習しいや。エイドリアン追っかけてる場合じゃないだろ!」と、ロッキーの練習量が少なすぎて、腹立たしく感じるようになっていたんです(笑)。「ロッキー」大好きだったのに、印象がすっかり変わってしまいました。

――福島さんといえば多数のモノマネレパートリーをお持ちですが、今の体型になられてからモノマネで演じる人物などに変化はありましたか?

以前はお腹がぽっこり出てていて、得意とする「裸モノマネ」をする上で、超絶いい感じの身体だったんです。でも、今は何をするにしても“いい身体”が先に出ちゃうから、難しいところですね(苦笑)。

――少し前には、鍛えた筋肉を活かして武田真治さんのモノマネをInstagramで披露されていましたね。

武田真治さんのモノマネも、お腹だけぽっこり出てたから「武田真治ちゃうやん!」っていう面白みがあったんですよね。King & Princeの平野紫耀くんのモノマネをした時も「僕、ちゃんと腹筋割れてますよ」って言って、本人の前でパッと脱いでお腹を見せてオチをつけていました。今の身体になってからは「キン肉マン」のテリーマンのモノマネをしたりしていますが、この身体をまだ活かしきれてないというのが本音です。

――最後に、この鍛えた身体で今後挑戦したいことを教えてください。

芸能界最強でいたいです。たとえば、腕っぷしに定評のあるタレントさんと番組の企画で柔道対決とか相撲対決をして勝ちたい。昔、井出らっきょさんがフローレンス・ジョイナーに100m走で勝負して勝ったことがあったじゃないですか。あれってすごい面白かった記憶があるんですよね。「よく勝ったなこの人」みたいな。なんでもそうですけど、やっぱり突き抜けると面白い。僕も突き抜けた強さで、お茶の間をアッと言わせたいっていうのはあるかもです。