tvk「saku saku」の黒幕、新番組「関内デビル」でダース・ベイダーとして頑張る!?

2017/03/29 05:00 配信

音楽

菊谷Dは「人の生きざまが見たい」と話す


tvk「saku saku」の“黒幕”こと、菊谷宏樹ディレクターが出演する音楽情報バラエティー「関内デビル」が4月3日(月)からスタートする。それを前に、MCを務めるDISH//小林龍二加村真美、菊谷Dに話を聞いた。

番組の舞台は喫茶店で、菊谷Dは喫茶店のオーナー“大場英治”として出演。“店員”小林、“常連客”加村がMCとして、ゲストと共にトークを展開していく。

――小林さん、加村さんが初MCということで、菊谷さんの腕次第になりますね。

菊谷D:私も店長とかオーナーって言っておきながら、テレビ見てる人に「すごい!」って思われたいわけですよ。2人をフォローするような体でやってるんですけど。でも、それくらい一生懸命、自分のことだけ考えてやればいいんじゃないかなっていう、そんなトークをしたいですね。だから、1つの事柄を上手いこと話せるとかは全く求めてないので、思った事を話していって。

真美ちゃんのオーディションの時に「趣味は何ですか?」って聞いたら、「流木を集めること」って言われたわけですよ。もし、“流木”っていうのがなかったら、分からなかったですよ。今、いなかったかも。

俺もさすがに流木は集めてないんですけど、そういうのが大好きで。川の合流地点を見に行って、合流スポットを見てニヤニヤしてたりするんですよ。そういう、その人の生きざまというか、そういう事を、他の人に興味を持ってもらえるように話せるかがすごく重要なことで。出る側として、そういう番組を作りたいなと思っています。

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――初MCの小林さん、加村さんはプレッシャーもあると思われますが、決まった時の感想をお聞かせいただけますか?

小林:いつもはDISH//っていうバンドでアーティスト活動をしてるんですけど、その中でMCがあってもあんまり喋らない方だったので、MCのお話を頂いた時に「いい機会だな」と思いましたね。ここでたくさん勉強させてもらって、MCが上手になって、MCの楽しさに気付けたらいいなっていう思いで、この仕事を受けさせていただきました。なので、まだまだ全然分からない事も多いですけど、英治さんにいろいろ教えていただきたいなと思います。

――加村さんはいかがですか?

加村:オーディションを受けた時、全然駄目だったんですよ。結果が残せなかったなと思いました。(菊谷Dが)すごく喋られてて。

菊谷D:そんなことなかったよ。7:3くらいだったでしょ。

加村:いやいや、全然違いますよ! すごく喋ってて、それに上手く返せてなかったから駄目だったなって思ったんですけど、「受かったよ」っていうお話を頂いて、素直に嬉しかったですね。「まさか、私が!?」と思って。今までMCとかやったことがなかったので、(菊谷Dの)勢いに負けないように、MCを頑張りたいなって思いました。

――加村さんは、最終選考がフリートークだったそうですね。

加村:そうです、フリートークでした。質問をいくつかしていただいて答えてたんですけど、私の答えに対して10くらい返ってくるので、なかなか私がアピールできるタイミングがなくて…面白いオーディションでした。

――多く喋ったのは、あえてですか?

菊谷D:そうですね。何が知りたかったかというと、その人の生き様なわけですよ。2人とも、やっぱり何かあるんですよね。フリートークの番組だから、トークが冗舌にできる人がいいかというと、それは全然違う話で。トークができる、できないじゃなくて、本人の生き様を出してくれるといいなと思っているので。トークとか流れとかは、私みたいな天才的な人物がいるので(笑)、2人は思うがままに喋ってもらって。

よく例えるんですけど、私はサッカー場を整える人で、2人はサッカーをする人なんですよ。と見せかけて、俺も喜んで出ていくんですけどね。俺にゴールさせろ!って。2人は何かを持ってるんだなっていうのを感じたので、いいんじゃないかと思ってるんですけど、不安もすごくあります。

――番組はどんな内容になりそうですか?

菊谷D:音楽の話を全くしないわけじゃないですけど、ミュージシャンの方がゲストとして来た時にトークするとか、基本的にはそういうことですね。情報的に「誰々の新譜が出ました」とか、そういう音楽的な要素は全くないと言っても過言ではない!といっても過言ではないですね(笑)。でも、音楽は俺も好きなので、何らかの形で音楽的な要素はどんどん出てくると思いますね。

――ゲストの方にも、生き様を見せてもらいたいということですか?

菊谷D:そういう方向で、笑って、泣いて、そして死ぬ!みたいな感じで頑張っていきたいです。死ぬ気でね。

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――生き様を見たいとのことですが、小林さんと加村さんはどんな物を見せたいと考えていますか?

小林:アーティストの方って考え方が独特だったり、ちょっと変わってたり、天才的な考えをしてることが多いと思うんですよ。いろんな人たちの話を聞きたいですね。僕も「こういう考え方を持ってるんだ」って思って、興味を持っていただけたら嬉しいので、ありのままの自分っていうものを出せたらいいなと思っています。

加村:1月で24歳になったんですけど、23歳までずっと岩手に住んでたんですよ。去年、東京で頑張ろうと思って岩手から上京してきたんですけど、そういう意味で地方から出てきて頑張っているアーティストさんもいらっしゃると思うので、地方組として一緒に、それこそ生き様を見て、吸収できる事があったら吸収して、私も地方組として一緒に頑張っていきたいなって思います。

菊谷D:地方組って何なんですか?

加村:地方に住んでいると、東京っていう場所に行くのはそれなりに覚悟が必要なんですよ。だから、東京に出てきて頑張っている皆さんの話を聞いて、私も頑張りたいなと思います。

菊谷D:やっぱり“大東京”みたいな感じなの?

加村:そうですね。東京っていう場所は、それなりの覚悟が必要だなと。

菊谷D:駅でいうと、どこからがそうなの?

加村:東京行きの新幹線に乗った瞬間に、もう覚悟を決めなきゃいけないです。

菊谷D:でも、盛岡~仙台くらいだったら東北感があふれてるんじゃない?

加村:東北感はあふれてますけど、「東京行き」っていうアナウンスが流れるたびに「あっ、東京! 東京!!」って。

菊谷D:そういう感覚がないから、うらやましいな。地方の人って、言葉とか話し方とか2つ持ってるわけじゃない。そういうのが、すごくうらやましいんですよね。特に、九州弁に憧れてるんですよね。だから、武田鉄矢さんが大好きで…あっ、大場英治は九州出身っていう設定にすればいいのか。