最初にお話を頂いた時は、今の私にこの題材の作品ができるのかと不安もありました。ですが、脚本を読ませていただき、今までにない笑って明るく見られるような不倫コメディーというテーマに、ぜひ挑戦してみたいと前向きな気持ちに変わりました。ドキドキハラハラする展開もありつつ、怜子に翻弄される雅也の姿を楽しんでいただけるよう、精いっぱい惑わせる女性を演じたいと思いました。
私が演じる野々山怜子は大学の心理学部に通っているのですが、私自身も元々心理学が好きだったので、この作品に入る前に久々に勉強しました。怜子ちゃんはそこで学んだことを人とコミュニケーションする上でうまく生かし、懐に入るのが上手いのですが、私自身は普段人見知りしてしまうのですごいなと思います。
怜子は10歳以上年の離れた雅也をドキドキさせてしまうほど、魅力にあふれた女の子です。大学生とは思えない大人っぽさ、若さゆえのキラキラ感、どちらも兼ね備えつつ本心が分からないようなつかみどころのない感じもあります。そんな怜子に翻弄される真面目な雅也の姿がとても面白いので、ぜひ見ていただきたいです。
毎週起こるさまざまな波乱につい笑ってしまったり、それぞれの真っ直ぐな思いや愛にドキッとしたり、とても楽しい作品になっております。この先どうなるんだろう!?とドキドキしていただけたらうれしいです!
「じゃない方」というテーマを伺った時、なんて斬新なんだろう!と、ワクワクしました。“不倫"という一見ドロドロしそうなものが、台本を読んだだけでコメディー要素が満載で面白く、撮影が進むにつれて、濱田さんとの夫婦間で、YOUさんとの嫁姑間で、まるでコントかと思うようなシーンが多々生まれています。
つらいニュースもたくさん耳に入ってくる昨今ですが、月曜日の夜から、皆さんに笑って過ごしていただける作品になればと思い、撮影に臨んでいます。どうぞ楽しみにしていてください。
台本をもらった時は、率直に面白そうな作品だなと思いました。濱田さんは大好きな役者さんなので、共演をうれしく思っています。役については、息子との関係性が柔軟なところが自分と近いかなと思います。ヘアメイクとかも普通な感じで、特に役作りをするというよりは楽しんでやらせてもらっています! せりふの間や空気感を軽快な感じで楽しんでいただけると思います。ぜひご覧ください。
これは「普段は目立たない男がひょんな事から不倫に走ってしまうのか!?」なんて一言で片付けられるドラマではありません。話が進めば進むほどそれぞれのバックボーンが明らかになり、人を愛するとは何か?裏切るとは何か?を問いかけるドラマです。
私も台本を読むたびに登場人物に対する思いが変わる。とても奥深い物語。見た後に必ず誰かと話したくなるドラマです。私ももう誰かと話したい! だから早く放送が始まってほしいです。
私が演じる片桐は主人公の雅也に不倫を唆す最低な先輩です。精いっぱい演じますが、精いっぱいやればやるほど皆さまに嫌われてしまうのではないかという不安もあります。どうか片桐のことは嫌いになってもドラマのことは嫌いにならないでくださいませ。
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