2021/09/17 12:00 配信
2022年初頭より、WOWOWにて放送・配信される「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」。大ヒットクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズのユニバース作品となる本作の新たなキャストがこのほど発表され、松雪泰子が工作活動を行う公安・警部補役を演じることが明らかになった。
麻見和史原作のクライムサスペンス「殺人分析班」シリーズは、警視庁捜査一課の刑事・如月塔子と彼女の所属する“十一係”の面々が猟奇殺人事件の謎を追う姿を描いた人気作。WOWOWでは木村文乃主演のシリーズ3作とスピンオフ1作が放送され、いずれも大きな話題となった。
本作は、捜査一課のエースであり塔子(木村)の相棒だった鷹野秀昭(青木崇高)を主人公にした新シリーズ<公安分析班>の第1作。前作「連続ドラマW 蝶の力学 殺人分析班」で公安部へと異動した鷹野が、公安チームの一員として新たな猟奇殺人事件に挑む姿を描いていく。
今回出演が発表された松雪が演じるのは、警視庁公安五課の警部補・氷室沙也香。青木演じる鷹野と同じ佐久間班に所属しているが、鷹野が自ら事件端緒を入手したり、情報に基づき事件化する「事件班」であるのに対し、氷室は“エス”と呼ばれる協力者の獲得作業に従事する「作業班」のメンバーだ。
作業班は秘匿性が高く、基本的に単独行動で公安部内でも自分の作業は秘密裡に行われるが、エスの関係値を築くことに長けている氷室は佐久間班長の右腕として一目置かれており、ある理由から鷹野の相棒兼お目付け役を任されることに。
鷹野は氷室の「大事件を阻止するためには目の前の多少の犠牲も厭わない」というスタンスに戸惑いを抱くが、難しい選択を前にしていつも胸の内に葛藤を抱え、後悔を繰り返しながらも公安捜査に向き合う氷室の強い覚悟を理解していく。
鷹野と氷室が事件の捜査を進めていく中、現場に遺留品として残された石板のヒエログリフや天秤から、犯人がエジプト神話を引用していることが判明。一方、二人の関係も少しずつ変化が訪れるが、鷹野の運命を大きく揺るがす事態が待ち受けていた…。
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