松雪泰子が公安の協力者を探す“作業班”の警部補に! 「素晴らしい脚本を10倍にも20倍にも増幅できた実感があります」<邪神の天秤 公安分析班>

2021/09/17 12:00 配信

ドラマ

「殺人分析班」シリーズ最新作「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」に松雪泰子の出演が決定!

氷室沙也香役・松雪泰子 コメント


前作までの「殺人分析班」シリーズも素晴らしい作品でしたが、今作の「邪神の天秤 公安分析班」は、公安という特性上極めてストイックに人物造形や関係性が描かれています。そして何よりもストーリー展開に魅力を感じました。

脚本の展開が予測を常に覆される連続で、そのスピード感は読み物としても引き込まれる力のある脚本でした。緻密に計算されたストーリー展開は作品のドライブ感となり、複雑に絡んでいく人間関係は常に観るものの想像力を掻き立てる映像作品になる予感がありました。

長期に及ぶ壮大な撮影を終えて今振り返り思うのは、その最初に読んだその素晴らしい脚本の世界を、実際に撮影して行く中で10倍にも20倍にも増幅できた実感があります。撮影期間はとても素晴らしい時間でした。

そして、監督の内片さんは常に我々俳優陣を牽引してくださり、素晴らしいディレクションをしてくださいました。それぞれのキャラクター造形を最大限に、魅力的に表現してくださる演出は、素晴らしいアートワークの様な芸術性のある演出で、日々充実した撮影の時間でした。

作品を支えてくださるスタッフワークも素晴らしく、長期間の壮大な撮影という航海を全スタッフ、キャスト で乗り越えた感覚があります。この作品に関われた事は喜びであり、そしてこの「邪神の天秤 公安分析班」という作品がこれから、皆様の元に羽ばたいて行く日を楽しみにしております。


「連続ドラマW 邪神の天秤 公安分析班」あらすじ


元警視庁捜査一課の刑事・鷹野秀昭(青木崇高)は、日本警察の中でもエリートとされている公安部に異動してくる。そんな中で起きた爆破事件の現場近くで、与党の大物議員が殺害される事件が発生。遺体からは臓器が抜かれ、その付近には心臓と羽根を載せた天秤が残されていた。

猟奇事件現場に臨場した鷹野は、持ち前の推理力で不可解な事件と向き合おうとする。だが、“治安の守護神”としての強烈なエリート意識を持つ公安の面々からは「公安には公安のやり方がある」と一蹴されてしまう。

情報収集活動は警察にとって捜査の基本とも言えるが、公安警察においてその手法はより緻密で複雑なものを要求される。鷹野も公安独自の捜査手法で事件を追っていくのだが…。そして、この事件は“ある目的”を果たすため公安にやって来た鷹野と公安の運命を大きく揺るがしていくことになる。