――春乃を演じるのに意識したことは?
親友・めっちゃんみたいに「私は責任持って生きてるから」ってなかなか言える人っていないと思うんです。悩みを抱えている春乃に似ている部分がある人のほうが多いと思ったので、等身大の女のコでいられるようにというのは監督とも話しましたし、自分でも意識しました。
――大学を目指しているけど実はトリマーになりたい春乃。もし吉田さんがこの仕事についていなかったら?
今私からこの仕事をとったら、なにも残らないなと感じるんです。だからこそ、この仕事を本気でやらなきゃいけないなと思っていて。落ち込んだりもするけれど、続けていくためにも頑張らなきゃ!
――親友・めっちゃんを演じた横田真悠さんの印象は?
横田さん自身が、めっちゃんのような雰囲気を持っていらっしゃる方で。ほんわかしているように見えて、ここぞってときのセリフに力を感じて。本当に綺麗な方で、私にとって女神というか綺麗なお姉さんという感じで。なので、憧れる気持ちを実際に演技でも表現できるように考えていました。私自身、横田さんにすごく惹かれる分があったので、お話をたくさんさせていただけて楽しかったです。
――めっちゃんの生き方は、人が自分のことをどう思おうが気にしない強さがありますよね。
私は、気にしてないよ風で実は気にしてるタイプです(笑)。責任を持って生きてるから、とはまだ胸を張って言えないです。最近自分の性格で気づいたのが、悩んで落ちていくと自分であげないとなにもうまくいかない性格だなって(笑)。オーディションが連続で受からなかったりすると、気分が下がってしまい、次のオーディションもうまくいかないっていう負の連鎖が続くんです。作品が決まった後は自分の気持ちも軽くなって、全力でオーディションも現場もできるんです。なので、自分でモチベーションを上げるのは大切なんだなって思います。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)