上野樹里のおとぼけに玉木宏がツッこみ連発!

2009/11/15 15:38 配信

映画 芸能一般

映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」のクランクアップ報告会見を行った上野樹里と玉木宏

12月19日(土)から公開される映画「のだめカンタービレ 最終楽章 前編」がクランクアップし、10月31日、出演者の上野樹里と玉木宏が都内で報告会見を行った。

本作は、二ノ宮知子の漫画を実写映画化したもの。ピアノの天才的才能を持つ“のだめ”こと野田恵(上野)と、一流指揮者を目指す千秋真一(玉木)の恋と成長をコミカルに描く。'06年にフジテレビ系で連続ドラマとして放送され、'08年にはスペシャルドラマとして放送された物語の完結編となる。

映画化に当たって玉木は「最初は不安でしたね。この作品が成長過程を描いた作品なので、自分も成長してないといけないなと…。でも現場に戻ってみると、頭で考えるよりも体が反応してくれることが多かったので大丈夫でした」とコメント。さらに、「前編では千秋の指揮のシーンが連日続いていたので、覚えるのが意外と大変でしたね。でも、連ドラで初めてやった曲を映画でまたやれるとなると、すごくやりがいを感じたし、八王子市民ホールからスタートしたものがウィーンでまたできるなんて、すごくうれしかったです」と撮影を振り返り、感慨深げな様子を見せた。

一方、1カ月にわたったヨーロッパロケの思い出を聞かれた上野は「すごく暑かったです。夜の10時にやっと日が沈むおかげで、昼間のシーンを長い時間かけて撮れるので労働時間が長くて大変でした。1シーンに8時間かけて撮ったりもしましたし」と苦労話を告白。楽しかった思い出についても質問が及ぶが、「何かあったと思うんですけど…」と思い出せないでいると、玉木に「何もないのか!」と突っ込まれ、会場の笑いを誘っていた。

また、ファンにメッセージを求められた上野が「何て言ったらいいんですかね。まだ見てないんだもん」と言うと、玉木が「宣伝してくれよ!」と再び鋭く突っ込むなど、劇中の役そのままの息の合った掛け合いを。そんな上野だったが、最後はきちんと、「のだめは終始恋愛モードではじけてるので、その辺りを楽しんでいただければ。早く千秋先輩の格好いい姿を見たいです」とのだめに成り切ってPRした。