9月22日、ホリプロとTOY’S FACTORYが手がける6人組ダンス&ボーカルグループWATWING(ワトウィン)がEP『Take off,』でメジャーデビュー。2019年の「Star Boys Audition」をきっかけに結成し、昨年7月にCDデビュー、そしてついにメジャーデビュー。メンバーの古幡亮、福澤希空、鈴木曉、桑山隆太、高橋颯、八村倫太郎にインタビューを行い、それぞれのキャラクターやメジャーデビュー作について話を聞かせてもらった。
――初登場なので、音楽的ルーツ、好きな音楽ジャンルなどを含めて、プロフィール的なことを聞かせてもらいます。
古幡:はい。自分は元々歌手を目指していたわけではなくて、ダンスをやってきました。そのおかげで、洋楽のR&Bやオルタナ系の音楽をよく聴いていましたね。なので、“音”に敏感で、「これ、踊りたい!」って思うような曲を好んで聴いています。今、こういう活動をやっているというのもありますけど、リスペクトしているのはBIGBANGです。
――古幡さんはどんなキャラですか?
福澤:“WATWINGのお兄ちゃん”(笑)。
八村:一番年齢が上なので、長男的な役割をしてくれています。ダンス歴も長くて、振り付けもしてくれているのでWATWINGのダンスを引っ張ってくれています。
古幡:家族構成の中で“長男”っていうのがメンバーの中で僕だけなんです。なので、このグループの中で長男的な役割というのは運命なんだと思いました(笑)。
――次は福澤さん。
福澤:ルーツではなくて最近気になっている曲なんですけど、米津玄師さんの「Lemon」です。僕は小さい時からずっとダンスをやってきて、歌手で誰が好きとかは特になかったんですけど、歌とかメロディーがすごく気になったというか、いいなぁって思いました。
――福澤さんのキャラは?
八村:“末っ子”。年齢も一番下で、可愛いっすね(笑)。
古幡:一番年下ですけど、一番破壊力があります。ステージとかで、パッと出た時のエナジーがすごくあるんです。以前、僕がラジオでキャッチフレーズを考えて言ったのが“WATWINGのダイナマイト”でした。
――鈴木さんは?
鈴木:僕はロックが好きで、パフォーマンスをする時もコブシを入れちゃうことがあるんです(笑)。そういうところにロック好きが出ちゃってます。憧れている人は清木場俊介さんで、“めちゃくちゃ熱くて、歌もすごくうまくて、こんなすごい人がいるんだ!”って、小さい頃から毎回ライブを観に行ってます。あと、以前は洋楽をあまり聴かなかったんですけど、WATWINGに入ってから周りの影響でたくさん洋楽を聴くようになりました。ジャスティン・ビーバーさんとかカッコいいなって思います。
八村:曉はめちゃ明るいんです。最年長ではあるんですけど、年齢の壁を超えてどのメンバーにも接してくれるので、何かあると話したくなるんですよね。
高橋:僕は元々暗い色が好きだったんですけど、曉といろいろ話すようになってからオレンジが好きになって。
鈴木:えぇ、嬉しい!
高橋:それは曉の影響だと思います。
古幡:曉のオーラを浴びちゃってる感じだね(笑)。
――続いては桑山さん。
桑山:僕はこの活動もそうですけど、ダンスを始めたのもBTSさんの影響を受けていて、中学2年生の時に友達と地元のイベントに出たりして、それでステージに立つ楽しさを知りました。ずっと聴いてきたのがK-POPなんですけど、曉と同じで、メンバーの影響で洋楽も聴くようになりました。(八村)倫太郎がワン・ダイレクションさんを聴いているのに影響を受けて、最近よくワン・ダイレクションさんを聴いてます。
古幡:キャッチフレーズだったら、“WATWINGイチの泣き虫”ですね。それぐらい感受性が豊かで、表現力もすごいんです。パフォーマンスだけじゃなくて、人としてもすごく優しくて、周りを見てくれてる感じがします。
八村:色で例えると“白”ですね。
――続いては高橋さん。
高橋:僕は、“このアーティストのこの曲が好き”みたいな、まるでスクラップブックを貼り込んでいく形で音楽を聴いているんですけど、ジャンルで言うと歌的にはR&Bが好きで、聴く音楽としてはヒップホップが好きです。アーティストとしてすごく好きなのは玉置浩二さんです。玉置さんの歌を初めて聴いたのは高校生の時だったんですけど、全身がしびれるような衝撃的な出会いでした。ことあるごとに、悩んだりするとそこに帰りますね。
鈴木:キャラ的にはギャップのあるところがいいなって思います。普段はこんな感じで大人しいんですけど、パフォーマンスでは人一倍変わります!スイッチがあるかのように。
高橋:以前からそう言われることが多いです。どうしてでしょうか?(笑)結成した頃は気持ちを切り替えるスイッチみたいなものが確かにあったんですけど、最近は意識せずにオンになってるので、スイッチからレバーに変わったのかもしれません(笑)。
八村:わかりやすい表現(笑)。颯がいることでパフォーマンスに色が出ると思っています。さっき、隆太を“白”って言いましたけど、颯は“七色”という感じです。
――最後は八村さん。
八村:僕はずっと洋楽を聴いてきました。英語が好きだったというのがきっかけで、ワン・ダイレクションにどハマりして、そればっかり聴いてたんです(笑)。そこから、ポップスシーンの最前線を走っているのは誰か?というのを調べたりして、ジャスティン・ビーバーやブルーノ・マーズを聴くようになりました。ワン・ダイレクションとかバック・ストリート・ボーイズとかに憧れる気持ちは今もありますけど、WATWINGになってからはメンバーの影響でR&Bを聴くようになったり、“玉置浩二さんってスゲエ!”って思ったり、このグループに入ってから、歌謡曲とかヒップホップとかを含めて、意識的にいろんな音楽を聴くようになりました。
古幡:倫太郎のキャッチフレーズは……。
八村:さっと出てこい(笑)。
鈴木:オールマイティーなところがあると思います。なんでもできる器用なタイプ。
古幡:全部のことに関心がある。自分は興味の幅が狭いんですけど、倫太郎は目に入るもの全てに興味を持つ感じです(笑)。
高橋:とにかく好奇心旺盛ですね。
八村:引き出しを作るのが好きで、何かする時に選択肢が多いほうが好きなんです。
――6人それぞれ個性が違いますね。
古幡:それがWATWINGのいいところですし、これからもっと活かしていきたいです。
この記事の関連情報はこちら(WEBサイト ザテレビジョン)