火将ロシエル、コスプレイヤーの本業以外の活躍に「発展うれしい」 最新写真集の表紙は“過去最高インパクト”<インタビュー>

2021/09/18 08:10 配信

グラビア インタビュー 独占

火将ロシエル 撮影:金澤正平

奇跡の“火ブラ”ショットを表紙に採用


――最新写真集「ignis」は、「川越で生まれた一人の少女の人生を凝縮した1冊」になっているそうですね。

幼少期に毎日遊んでいた場所で、大人になった私を撮影してもらいました。今まで通っていた場所で肌見せの服を着て撮ってもらったので、すごく新鮮な気持ちでしたね。

――昔と違って、見える景色は変わりましたか?

今は背も高くなって見える位置も違うんですけど、川越って全然変わってないなと思いました。ずっと同じ町並みで、子供のころに戻っちゃう気持ち。日本最古の屋上遊園地と言われていた丸広(丸広百貨店)では、懐かしの場所を走っているところ撮影してもらいました。口を開けて笑っている写真集ってあまりなかったと思うんですけど、今回の写真集には自然な笑顔のカットがたくさん入っています。

――偉人になりきったショットもあるそうですが。具体的にどんな偉人に変身を?

誰もが知っているような偉人になりきっています。人生で一番長くやっている公式コスプレイヤーが「Fate/Grand Order」のジャンヌ・ダルクというキャラクターなのもあって、ジャンヌ・ダルクの油絵の写真っぽく撮影してもらいました。

他にも、私が「セーラームーン」の中で一番好きなキャラクターがセーラーヴィーナスということで、名画の「ヴィーナスの誕生」風に撮ってもらいました。長いウィッグを用意して大事なところは隠しつつ。いい感じになっています!

――沖縄では“火ブラ”に挑戦したとか。

スーパースターになりたいって夢があるんです。みんなと同じようなことを私はやりたくなくて、他の人が成し得た結果をなぞっても、その人は超えられないと思うんです。それで何か結果を残したいなと思った時にスタッフさんたちと考えて、名前的にも火の将軍でちょうどいいし、インパクトもあるしってことで、“火ブラ”に挑戦しました。

――撮影はどうでしたか?

沖縄ロケの初日に砂浜に行って撮影したんですけど、めちゃくちゃ暑かったです。初日の気温は37度ぐらいだったので、体感温度的には50度ぐらいある中での撮影でした。自分の撮影の位置がすごく重要で、少しでも右にずれていると見えちゃうし、火があまりにも強いと顔が隠れちゃう。調整するのが大変でした。最終的には、連写で撮ってその中の奇跡のショットを表紙に採用してもらいました。過去最高のインパクトです!

――コラージュ写真もあるんですよね。

普通の写真の中に、小さい“ろしにゃん”が紛れてるって写真を作りました。元々の構成には入っていなかったんですけど、沖縄で撮影している中でカメラマンさんが準備したりする時間があるんですね。その時間にスマホのアプリで、スタッフさんを紛れ込ませる写真を作る遊びをしていたら、それを見ていたスタッフさんが面白いねと言ってくれて。急きょ写真集に入れてもらうことになりました。

――どんな仕上がりになっていますか?

普通の写真集と違って、面白い写真集になっていると思います。かわいい、セクシーだけじゃなくて、面白いが詰まっています! 写真集を手に入れた人たちがそれを見て、人生の楽しみの一つになってくれたらうれしいです。

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