――なぜコスプレじゃない写真集にしようと思ったんでしょうか?
今まで出した写真集って必ずコスプレ衣装を着ていたんですけど、今までイメージビデオとかグラビアに挑戦してきたことで、コスプレをしない経験値を得たので、全編コスプレを脱ぎ捨てて成長した“ろしにゃん”を見てもらいたいなと思いました。
――近年では雑誌やファッションモデル、実況者など、コスプレイヤーが本業以外でも活躍することが増えています。業界全体をどう捉えていますか?
いいことだと思っています! コスプレも一つの職業として成り立ってきて、コスプレから女優になったり、声優になったり、グラビアアイドルになったり。コスプレイヤーが起点となって、一つの新しいジャンルになっていくのが面白いなと思います。コスプレがきっかけで発展していくのがうれしい。
――なぜそういう活動が増えてきたと思いますか?
何かしら次につなげるためには、やっぱり知名度を上げなきゃいけない。知名度を上げるためにはいくつか武器を持っていたほうがいい。だから、みんないろんなことに挑戦していくのかなって。
――火将さんもファッションモデルやDJとしても活動されていますが、さらに活動の幅は広げていきますか?
武器を増やしたいですね。いろんなことをやっていくうちに自分の表現力がさらに上がりますし、表現力が上がればコスプレした時にキャラクターの再現度につながると思います。とにかく全部経験値になるなと思っているので、もっといろんなことに挑戦していきたいです。
――具体的な目標は?
バラエティー番組に出たい! 元々バラエティーが大好きで、人を笑顔にしたいって気持ちがすごくあるんです。楽しむだけじゃなくて、みんなを楽しませる方になりたい。
――どんな番組に出たいか決まっていますか?
「アメトーーク!」(毎週木曜夜11:15-0:15、テレビ朝日系)とか! 「セーラームーン大好き芸人」とか! あとは、かれこれファン歴16年ぐらいになるので、「ジャッキーチェン大好き芸人」にはめちゃくちゃ出たいです。過去に1回だけ放送されたことがあって、中川家さんとか次長課長さんとか、中川翔子さんも出ていたんです。
もし私が出演できたら、ジャッキーがけがをしたシーンを紹介したいですね。崖から落ちて頭蓋骨が陥没しちゃったシーンとか。2階建てのバスの上からビルの窓ガラスに突っ込むシーンがあるんですけど、偽物の窓ガラスに突っ込むはずが、本物のガラスの方に突っ込んでしまって血だらけになっちゃたりとか。命を脅かす事故ランキングを紹介したいです(笑)。
◆取材・文=鳥羽竜世
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