伊沢:こんなに、いろんなことを1日で知れたことはなかったし、あらためて自分の小ささを痛感しました。自分にはまだまだ経験するべきことがたくさんあるし、林先生から「大人の嗜み」を教えていただいたように、僕も恩返しという意味でも後輩や大切な誰かに“頂いたものを伝えていかなくてはいけないんだな”って感じましたね。本当に楽しかったです!
林:僕自身も、自分の父親から伝えてもらったことがあって、それを誰かに伝えたいと思っていました。こういう、形にならない財産って、実はものすごく貴重なものなんじゃないかっていう意識があって、今日は伊沢君が“いい聞き役”になってくれたなと感じましたね。
伊沢:そう言っていただけるだけありがたいです!
林:ただ、1つ言いたいのは…伊沢君は、負けるのがヘタだね(笑)。
伊沢:(笑)。今日はちょっと悔しさが出ちゃったかな。
林:その辺がまだ若いよね~(笑)。勝ちたいという気持ちが前に出過ぎているから。上手に負けられるようになったら“大人”になれるんじゃないかな。
伊沢:まだまだだな~。勝ちにいってしまうので、余裕を身に付けたいですね。余裕になれるくらい勝ちたいな~。
林:たくさん遊ばないとダメだよ。
伊沢:なるほど。まだまだ遊び足りないんですかね…。今日は林先生の意外な一面というか、先生の一人称が変わるところってあんまりテレビで見られないんですけど、そこを見ることができて、僕としては新鮮でした。
林:あれ? どういうふうに変わってた?
伊沢:たまにお父さまの話をされるときは、「オレ」の調子が強くなった気がしました。僕はそこが新鮮に感じました。普段見ることができない林先生の一面が見られたようで、うれしかったですね。
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