佐藤健&阿部寛、撮影時の「かっこいい!」コールが苦手、映画イベントで意外な一面披露

2021/09/20 18:52 配信

映画 会見

映画「護られなかった者たちへ」の公開直前トークイベントに佐藤健、阿部寛、林遣都、瀬々敬久監督が登場※2021年ザテレビジョン撮影

9月20日に都内にて、映画「護られなかった者たちへ」(10月1日[金]公開)の公開直前トークイベントが行われ、主演の佐藤健阿部寛林遣都瀬々敬久監督が登壇した。

同作は、中山七里の同名小説を映画化したヒューマン・ミステリー。震災から10年目の仙台で発生した、連続“餓死”殺人事件の容疑者として捜査線上に上がった利根(佐藤)は、刑事の笘篠(阿部)に次第に追い詰められ、やがて事件の裏に隠された、切なくも衝撃の真実が明らかになっていくという物語。

登場した佐藤は「撮影はほぼ全編にわたって宮城県にて行いました。協力してくださった、受け入れてくださった宮城の方々にとても感謝しています。今の世の中に投げかける意義のある作品になっていると思うので、皆さんに見ていただけるとうれしいです」とあいさつ。

阿部は「最初に台本をもらった時、ミステリーとして非常に濃厚で、ハラハラドキドキしながら読みました。それを監督が描くときっと面白くなるんだろう、と思いながら参加させていただきました。全員が全身全霊をかけて挑んだ作品です。ぜひ期待してください」と話し、笘篠の部下としてともに利根を追う刑事・蓮田を演じた林は「今届けるべき作品であり、届いてほしいと心から思う作品に参加できて幸せでした」とコメントした。

瀬々監督も「キャスト・スタッフ一丸となって緊急事態宣言という危機を乗り越えながら作った作品です。応援よろしくお願いします」と話した。