空気階段・鈴木もぐら「高円寺は歯が必要ない街」12年間暮らす高円寺の魅力を語る<インタビュー>

2021/09/23 06:00 配信

バラエティー インタビュー

鈴木もぐら(C)ytv

――高円寺の良いところ・悪いところを教えてください。

良いところは、 “来るもの拒まず”なところですね。誰でも受け入れてくれる街というか。高円寺は下北沢と比べられることが多いんですけど、下北はおしゃれさが必要だと思うんです。でも、高円寺はそういうものは全く必要ない街です。例えば、下北は歯が必要な感じがするけど、高円寺は歯が必要ない街なので。歯が必要かどうかっていうのは、結構大きいんじゃないかな、って思います。

――高円寺に住み始めたころと今とで変わったと思うことはありますか?

基本的には何にも変わらないですね。コロナ禍になる前までは、駅前のロータリーで普通の会社員の方から謎のおじさん、外国人の方、若者、みんな一緒になって酒を飲んでる、みたいな(笑)。仕事終わりに何もない人はそこに行って、そこで話しかけ合って仲良くなったりするんです。不思議な街ですよね。

鈴木もぐら(C)ytv

――もぐらさんから見て、高円寺はどんな人が多いと感じますか?

やっぱり夢を追っている人が多いと感じます。夢を叶えたくて頑張っている人、酒が好きな人、歯がない人。この3本柱です。

――高円寺以外で住んでみたい東京の街はありますか?

高円寺以外となると、下町が良いですね。浅草か、もしくは平井などの江戸川区の方。綺麗過ぎる街だと、ちょっと息苦しくなっちゃうんです。街自体に“弱さ”みたいなものがある方が、暮らしていて馴染むというか、安心できますね。あと、タワマンに住みたいみたいな欲もないです。高所恐怖症なので…(笑)。