動物とは違う!ヒトの複雑な“怒り”の原因・原動力に迫る<ヒューマニエンス 40億年のたくらみ>

2021/09/28 17:30 配信

バラエティー

怒りは発散すればなくなる?(C)NHK

NHKBSプレミアムで毎週木曜夜に放送している「ヒューマニエンス 40億年のたくらみ」。9月30日(木)は、ヒトの感情の中である“怒り”に焦点をあてる。

番組名の「ヒューマニエンス」は、「ヒューマン」と「サイエンス」の造語。人間という不確かで不思議な存在とはいったい何なのか、その真の姿に迫っていくシリーズだ。MCは俳優・織田裕二、NHKアナウンサー・井上あさひが務める。

今回は、動物とは違うヒトの感情・“怒り”にフォーカスする。ヒトの怒りは、爆発させたり、ため込んだり、ぶり返したり、複雑な動きがある。それは怒りの多様な火種を生む、人間の脳の“前頭前野”が原因だといえる。“前頭前野”が、未来を予測し、過去を記憶しており、さらに他者との公平性を重んじることで生まれる怒りの根源が、農耕牧畜文化以降の法や裁きによる社会秩序、革命、国家間の戦争、そして現代のネット社会での炎上をも生み出してきた。

ヒトが古代から近代社会を築けたのも、“怒り”の感情が存在した影響も考えれるという。ヒトの歴史から、複雑な“怒り”の意味を深掘りする。