高野洸、初のソロライブツアーで得たのは自信…“見せ方”が「舞台に立つ僕だからこそ」の武器に

2021/09/30 19:30 配信

音楽 2.5次元 インタビュー

「ずっと興味があった」作詞の裏側

――8月にリリースされた5thシングル「Vacances」では、収録の3曲全て作詞に携わっていますね。そもそもなぜ作詞をしたいと思うようになったのですか?

高野 高校生のときから作曲に興味があり、その流れでずっと作詞にも興味がありました。いろんな方の曲を聞いて、「ここの歌詞がすごいな」と思ったりもしていたので、アーティストとして活動するならいつか作詞したいと決めてはいたんです。タイミング的にはアルバムのときかなと思っていたのですが、リードシングル(2020年11月発売の「CTUISMALBWCNP」)を出すことになったので、そこに収録してもいいな、と。そこからですね。

――実際に作詞を始めて、すんなり完成しましたか?

高野 すぐに出てくるときと、こないときがありますね。自分的に「ここの母音が気持ちいいな」みたいな感覚があったりするのですが、それがハマらないときは苦戦します。作詞をする上では、テーマに沿っているかどうかは大前提として、結局は“ハマるかどうか、気持ちいいかどうか”という感覚を大事にしているかもしれません。

「Vacances」のリード曲「サマービーツ」は、サビをキャッチーにしなきゃと思った結果、聞いていて気持ちのいい歌詞になったと思います。好きなところは「Sunny Sunny ミラーボール」のところかな。夏のイメージを集めてメモしていたんですけど、太陽をミラーボールに見立てて、その下で踊っちゃう感じっていいなと思って。入れたいなと思っていたので、良かったです。

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