――収録を終えて印象に残ったことを教えてください。
山里:天才の生き方って、選ばれた人しかできないと思っていましたが、自分でもできるんだというのを知ることができました。ちょうど自分の中でやってみたいと思っていたことの天才が今回現れて、「君たちにもできるよ」と教えてもらった気がするので、ちょっと行動に移しそうで怖いですね。
貫地谷:身近にできることがあるかもしれないと思わせてもらえました。本当にたまたまですが、デュアルライフとか、私も夫とこういう話をしていたんです。山もキャンプも経験したことはありませんが、いろいろと興味が沸いてきました。
シュウペイ:最初は「これ、大丈夫なの?」みたいなところから、いろいろ話を聞いているうちに、その生活の魅力や自分でもできそうだとか、こういう人たちの生き方って本当にあるんだと思いました。夫婦で力を合わせてやっているという形が、自分だけの一方通行ではないところがすごくいいなと思います。
――今回は、デュアルライフで月に2週間程度をご夫婦一緒に暮らしている方と、山を購入し、ご夫婦で開拓されている方が登場しました。山里さん、貫地谷さん、松陰寺さんは既婚者ですが、理想の夫婦生活像として共感できる部分はありましたか?
山里:夫婦一緒に共通の趣味を持ち、そのゴールをだいぶ先に設定して、それに向かってやり続けるという、何十年先について予定を立てることの大切さ、ワクワク感を感じることができました。つい最近、我が家に10何年前かに通販で頼んだコロッケが届いたんです。これがその当時人気がありすぎて、10年待ちというコロッケで。
「俺は10年間待ったけど、奥さんは何日間しか待ってないね」みたいな話をしながら二人で食べたら本当においしくて「これおいしいから、未来の予定があるって絶対楽しいから」って、もう一回注文しました。ただ人気過ぎて今度は24年待ちでしたけど(笑)。でも、24年後に何か予定があるとこんなにも楽しい。遠い未来の予定を作るのは、いい事だなと思いました。
貫地谷:ちょうど先日「すごいことを思いついた」と、夫から言われて、“いろんな拠点がある生活”というプレゼンをされまして、楽しそうだなと思いました。
松陰寺太勇:人は年齢を重ねると緑や自然を求めるとよく言いますが、最近、嫁が結構大きめの観葉植物を買ってきたのですが、枯れてしまっていたので、(山ライフは)今は少しハードルが高いかな。まずは観葉植物をしっかり育てるところから始めないとですね。ただ、山を買うって、夢があって面白そうですよね。王国を作れそうじゃないですか? 愛犬を山で走らせてみたいですね。
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