東京都多摩南児童相談所虐待対策班で働く新人児童福祉司の坂本大河(中山優馬)は、ある日、シングルマザーの母親に虐待され、一時保護所にいた4歳の藤沢芽衣を母親の元に帰す現場に立ち会う。
しかし翌日、大河は母親の元に帰した芽衣が亡くなったと知らされショックを受けてしまう。上司の安川(前川泰之)から休養を取るように言われる大河だが、生前の芽衣が「家に帰りたくない!」と訴えていた姿を思い出し苦悩した末、辞表を手に職場へ向かう。
その時、父親にひどい虐待を受け、病院に搬送された6歳の増田星羅(太田結乃)の元へ向かってもらえないかと職場から電話が入り、大河は病院に向かう。病院で面会した大河に星羅は「いまのパパはいらない…家に帰りたくない」と告白する。
父親の勝一(吉沢悠)は、星羅の傷は「娘が自分でやったこと」と虐待を否定。大河たちが星羅を一時保護すると告げると、「星羅は私の娘だ!連れて帰る!」と怒鳴り出す。
医師から星羅の傷は、虐待によるものである可能性が高いと聞かされた大河は、星羅を一時保護所に預け、弁護士の秋庭詩音(夏菜)と共に虐待の事実を立証し、勝一と妻の典子(灯敦生)の親権を停止にできないかと奔走する。
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