1996年、人類の宇宙進出は火星にまで及んでいたが、輝かしい宇宙開発の陰で米ソ間の冷戦が全世界に緊張をもたらし続けていた。同年10月3日、国連主催の「コズミックカルチャークラブ」に選抜された14歳の少女・アンナ(CV：江森浩子)らは、国連火星基地にやって来る。
ところが、少年少女が火星に到着した時、謎の機動兵器“SPT”が火星基地に攻撃を開始。窮地に陥った彼らを救ったのは、地球に危機を知らせに来たグラドス人との混血児・エイジ(CV：井上和彦)だった。エイジたちは反目しながらも危機を乗り越えるために協力し、地球を目指し旅を繰り広げる。
彼らは次第に心を通わせていくが、それはエイジにとって辛い旅路でもあった。グラドス軍による地球全土への制圧作戦が開始される中、エイジとアンナたちはグラドス軍艦隊への決戦を挑んでいく…。テレビシリーズの第1部をまとめた総集編。
1999年10月。エイジたちがグラドス軍の母艦に突撃してから3年が経ち、地球はグラドス人に征服されていた。そんな地球に、新たな支配者ル・カイン(CV：塩沢兼人)がやってくる。彼は地球文化を根絶し、グラドス文化を広めようとする。
だが、成長したエイジ(CV：井上和彦)はレジスタンスとなったアンナ(CV：江森浩子)やデビッド(CV：梅津秀行)らと弾圧に立ち向かう。そしてエイジの姉・ジュリア(CV：横尾まり)も無抵抗主義を唱え、“クスコの聖女”と呼ばれるようになっていた…。テレビシリーズ第2部の総集編。
致命的なダメージを受けたレイズナーは、フォロンを含む心臓部を地球製のニューレイズナーへ移植することに。一方、グラドス創世の秘密を知ったル・カイン(CV：塩沢兼人)は、激高のあまり父・グレスコ(CV：渡部猛)を射殺。その後継者たることを宣言し、占領軍司令官の座に就く。
ロアン(CV：鳥海勝美)を自らの右腕に抜擢したル・カインは、自らの理想郷を実現するためにステーション衛星を破壊し、グラドス本星とのパイプを絶ってしまう。信じるものが大きく揺らいだル・カインは、ロアンやジュリア(CV：横尾まり)を頼りにするようになっていく。
だが、ジュリアは先住グラドス人の知恵にすがることを決意し、エイジ(CV：井上和彦)らと共にクスコへ赴き、刻印の真の意味を知る。地球を救う切り札であるグラドスの刻印をめぐって、エイジとル・カインが激突する真の完結編！
この記事の関連情報はこちら（WEBサイト ザテレビジョン）