清原果耶、映画撮影で初の“てっぺん超え”「できるようになってしまいました」

2021/10/01 20:21 配信

映画 会見

映画「護られなかった者たちへ」初日舞台あいさつに登壇した清原果耶撮影:山田健史

女優の清原果耶が、10月1日に都内で開催された映画「護られなかった者たちへ」の初日舞台あいさつに、佐藤健阿部寛瀬々敬久監督と共に出席。清原が、今作で初めての“てっぺん超え”を果たしたことを明かした。

同作は、中山七里の同名小説を映画化したヒューマン・ミステリー。連続殺人事件の容疑者として追われる主人公・利根を佐藤、利根を追う刑事・笘篠を阿部がそれぞれ演じる。

緊急事態宣言により、撮影が延期になっていたこともある本作。清原は「映画を皆さんにお届けできるというのは、本当に当たり前じゃないということをこの撮影期間中にも何度も何度も思いました」とつぶやき、「今日こうやって皆さんにこの作品をお届けできることが何よりもうれしい」と集まった観客に笑顔を見せた。

この日のイベントでは、新型コロナウイルスの感染拡大が落ち着いたら何をしたいか、という話題に。清原は「私は映画館に入り浸りたいですね。コロナの前はいろんな映画館をはしごしたりとか、一日何本か続けて見たりしていたんですけど、最近はそういうことも控えているので、できるようになったらいいなと思っております」と映画への思いを語った。

作品のタイトルにちなみ、食事・睡眠・趣味のうち「何を一番護りたいか」というトークテーマでは、佐藤が「睡眠かな。やっぱり寝ないで働くとか良くないよ」、阿部が「どれも守れないですね」と答えるのに対し、清原は「私は全部守りたい派」と回答した。

清原が「おいしいご飯もいっぱい食べたいですし、ちゃんと睡眠も大事ですし、趣味も私はいくつかあるので、それを一日のスケジュールの中で完璧にはめたい」と話すと、佐藤は「何が趣味なの?」と質問。清原は「ギター、ウクレレ、油絵、観葉植物。本を読んだりとかもそうですけど、そういうのをできるだけ満喫したい」と笑顔で趣味の数々を挙げた。

すると、瀬々監督が「清原さんは今回、初の“てっぺん超え”を体験したんですよね」と発言。佐藤が「“てっぺん超え”っていうのは業界用語で12時を過ぎること」と解説し、瀬々監督も「なぜなら今まで18歳だったからね。12時以降は撮影できなかった」と事情を説明した。

年齢による制限がなくなり、深夜12時以降も撮影が可能となった清原は「そうなんです。できるようになってしまいましたね」とぽつり。続けて「解禁されて1年たったんですけど、(撮影スケジュールが)徐々に変わってきています。やっぱり、でも早く寝ないと。スタッフさんも大変ですし、体。健康第一ですからね」と睡眠の大切さを訴えていた。

◆取材・文=山田健史