亀梨和也、共演中の北山宏光は「打ったら返してくれるという感覚で、柔軟性を感じます」<正義の天秤>

「正義の天秤」に主演している亀梨和也(C)NHK

「北山くんは細かいリアクションをしてくれていると思います」


ドラマでは、ルーム1の弁護士らとキャッチボールをするシーンも出てくる。第1話では、北山宏光演じる杉村徹平と行った。

「北山くんには強く投げ込まないといけない設定だったので、ちょっと工夫して投げましたが、しっかりと受け取ってもらえました。杉村に対しては若干当たりの強いお芝居をしていますが、北山くんはそこに細かいリアクションをしてくれていると思います。打ったら返してくれるという感覚で、柔軟性を感じます」

第3話以降も、他のメンバーとのキャッチボールシーンもある予定だ。

「現場は和やかです。鷹野は変わり者なのでテストと本番で出方を変えたりしているのですが、皆さん、柔軟にリアクションしてくださって、すごくありがたいです」

そういった仲間たちと迎える法廷シーンは、見応え十分だ。

「法廷では動作をオーバーにするだけでなく、言葉に抑揚をつけたりもしています。感情をむき出しにするのも鷹野の計算です。どういう経路をたどって、どういう弁護をするかがこのドラマ一番の山場であり、見どころ。最後にみんなが『そういうことなの!?』と驚くことが鷹野の口から発せられますので、お楽しみください」

10月9日(土)放送 第3話あらすじ


群馬・高崎の銀行で起きた強盗殺人事件で、検察側の無期懲役の求刑に対し、主任弁護人・杉村(北山)が懲役30年を勝ち取る。しかし、検察の闇を疑う鷹野(亀梨)は杉村と主任検事・長谷川(高橋克実)との間に裏取引を疑う。“ミスター検察”と呼ばれるほど厳格な長谷川は、雨宮(大島)が調べていた安倍川事件にも関わっていた検事の一人だった。

取材・文=及川静

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