――にたまごさんの著書の紹介文に「“令和版究極モテ術”を解説」とありますが、具体的に令和の恋愛の特徴を教えてください。
今の子って、シンデレラコンプレックスが働いている子が多いんですよね。
――シンデレラコンプレックスってなんでしょう?
男性に高い理想を求めがち、やってもらうのが当たり前というような願望のことを言います。幼少期から過保護な環境下で、かわいがられて育ってきたから、そういう環境が当たり前だと思っていて、恋愛の理想が高いんです。相手に対しても、出会い方に関しても。
――例えばどういうことでしょう?
「出会いがない」と言っている子に限って、「同じ職場や営業先の人とばったり」とか「図書館で手が触れ合って…」みたいな出会いを夢見がちなんです。逆に「マッチングアプリはちょっと…」って出会いの幅を狭めてしまってもいるなと感じます。
――なるほど。
無意識のうちに、恋愛のきっかけを切っちゃっているんですよね。やってみないとわからないところもあるのに、保守的な人が多いんです。付き合っている上でも、なにかされることが身についているから、なにかされなかった場合にやめちゃうというか…。ドキドキ期間だけを楽しんで、嫌なことがあるとすぐお別れしてしまう。愛に変わる前に恋を終わらせちゃう傾向があるなと感じています。
――出会いというと、マッチングアプリをきっかけにした恋愛も増えているように感じます。にたまごさんは、このことについてどう感じていますか?
会う前に条件を絞れるのはかなり良いなと思います。しゃべる必要がないことを最初から知ることができるので「今さら言わないでよ」ということも起こりづらいのかなって。
――たしかに。マッチングアプリでの恋愛のコツはありますか?
1番大切なのはプロフィールを詳細に書くこと、素直に書くことが大切ですね。特に何のためにマッチングアプリに登録しているのか、「結婚を考えている」なのか「趣味の合う友達がほしいのか」を書くことでムダな時間がぐっと減らせるのかなと。
あとは文字でのやりとりだと、どんな人かわからないことが多いのでサクッと電話してみるのもおすすめです。会ったときに「思った人と違うな」って思うことが減らせると思います。
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