爽やかに晴れ渡る空のもと、荷台に大きなミルク缶を乗せ、「塩対応はじめました」と書かれたのぼりを掲げた自転車を、ゆっくりと押しながら歩を進める高橋。
「塩ミルクください!」と駆け寄ってきた2人の女性に、「お金」と、そっけなく手を差し出す。「えっ、いきなり塩対応…」と顔をしかめながら女性が高橋にお金を手渡すと、一転、「サービスしちゃうね!」と満面の笑みを浮かべ、ガラス瓶にたっぷりと「特濃ミルク8.2 塩ミルク」を入れる。
その急変ぶりに「すごい甘対応!」と、女性たちの心もときめく。ひと粒を口に入れ、ミルクの甘みにうっとりとする女性たち。その様子に、「塩も、なめてミルク?」と高橋が笑顔を見せる。
「キャンディのおいしさって糖分でできてると思うじゃないですか?」と熱く語り始めた高橋。その言葉に促されるように、女性たちがキャンディをひと粒ずつ口に入れる。
「だから、糖質オフのミルクキャンディなんて、おいしいわけないって思うじゃないですか?」と続ける高橋。キャンディを味わう女性たちが次第に怪訝な面持ちに変わる。「…で?」と高橋が改めて感想を求めると、一転「おいしーい!」と驚きとともに満面の笑みで声を揃える女性たち。
高橋は女性たちの「ミルク屋さん、おいしかったよ!」の声に送り出され、ミルク缶を積んだ自転車を押し、次の街へと出発する。
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