フリーアナウンサー兼取締役・望月理恵が目指すのは「いつも機嫌よく、好奇心旺盛な女性に」【連載:Museの素顔 #2】

2021/10/09 08:00 配信

芸能一般 インタビュー 連載

美の秘訣は「自分をよく知ること」。存在自体がかわいいと思われる人に


SNSで写真を公開するたびに、その美貌も話題に 撮影=下田直樹

――昨年6月に開設したYouTubeチャンネルでは、かなりプライベートな部分も見せていると思うのですが、現在の趣味やハマっていることはありますか?

趣味でいうと料理とか読書とかインドア系だったり、まさにYouTubeで見せているようなことになったりするのですが…。見せていない趣味というと…、“反省”ですかね(笑)。常に反省しています。ああすればよかった、こうすればよかった、って収録時間と同じくらいの時間をかけて悩むタイプ。時間がもったいないとも思うけど、それが、自分がこの仕事を長く続けてこられた秘訣でもあるのかなと思います。ポジティブなのか、ネガティブなのか、分からないですけどね。

――表裏一体な気がしますよね。

そうですね。例えば誰かにインタビューしていて、ちょっとうまくいかないなって思っても、相手の方が立場としてはアウェーですから、しょうがないか!と思うようにしています。あまり相手の態度や状態で自分の機嫌を変えたくないタイプなので、それに左右されないようにしているというか。私、「機嫌がいい人でいたい」というのがモットーなんです。もともとネガティブな性格なんですけど、“ネガティブ”と“機嫌がいい”は違うし、誰かの機嫌と自分の機嫌って関係ないと思うんですよね。自分の機嫌は自分でとろうと思っているから、切り離して考えています。

YouTubeではライブ配信などでファンと積極的に交流も 撮影=下田直樹

――先ほど話に出たYouTubeチャンネルですが、とても充実していますよね。企画もバラエティーに富んでいますが、どのように決めているんですか?

完全に自分で考えて、「これやろう」って思って撮ってるだけなんですけど、これから何をやったらいいんでしょうか(笑)。やっぱり料理系がいいなと思ったりはしているんです。アレンジレシピとかいいですよね。朝に食べるトーストとかいいかもしれません。でも最近、朝ご飯を食べなくなったんですよ。今の年齢で、朝昼晩3食しっかり食べるってカロリーを取りすぎかなと思い始めて。少し代謝が落ちているというのもありますし。とはいえ夕食を減らすのは無理なので、朝ご飯を白湯だけにしています。本来はゆっくり1時間かけて飲むのがいいんですけど、私、一気飲みしているので(笑)、効果があるかどうかって考えると、ないかもしれないんですけど。ついつい甘いものとコーヒーとか飲んでしまいそうになるのを、お昼まで我慢するようにしたら、少しずつ効果が出てきた気がしますね。

――やはり望月さんの美を保つ秘訣についてはとても興味があります。

何もやってないんですよ! しかも外に出かけるとかどこかに通うのが苦手で、ジムもエステも続かないし、知り合いの美容外科に行くこともありますが、ダウンタイムをとらなきゃいけないので、なかなか施術はできないじゃないですか。気になる化粧品とか美容グッズをネットで買っているぐらいで…。だから私も知りたいです(笑)。綺麗な人は何をやっているのか気になります。

――普段から何か心掛けていることはありますか?

睡眠時間はしっかり取るようにしていますね。ロングスリーパーなので、時間があれば、9時間ぐらい寝るとちょっと調子いいです。あとは、お風呂に入ること。塩をたくさん入れています。塩風呂のときは、一緒にお砂糖や蜂蜜を入れると肌が乾燥しないので、おすすめですよ。お湯には、そういった口に入れても大丈夫なものを入れるようにはしています。肌って皮一枚なので、そこはちゃんとおを金かけてあげようと思って。

――美容に関して悩んでいることはあるんでしょうか?

ありますよ~! 最近だと、口が開きづらくなっている気がするんです。やっぱり口元の筋肉も衰えてきているので、口角を上げるようなトレーニングを始めました。肌も、もともとそばかす肌で、色黒だし、全然きれいな肌ではないんですけど、ただ、これまで“やりすぎなかった”というところも大きいのかなと思います。それこそ、植物を育てていても水をやりすぎると根腐れするし、栄養をあげすぎても栄養過多になる。自分のいい具合をきちんと知る、ということですよね。そのためにはいつも自分で肌を触って、「今日はこうだな」って自分を知ることってすごく大事だなと思っています。でも、分からないですよ、1年後には注入してるかもしれないです(笑)。そのときは「あ、やったな」って思ってください。今は自分の力で頑張っていますけど、それでもそんな技術に頼りたい気持ちはめちゃくちゃあります(笑)。

――アナウンサーと取締役、新しいキャリアを進んでいくにあたって、今後女性としてどのように年を重ねていきたいと考えていますか?

今、50代の皆さんってすごくお若いし、活躍している姿を見ていると元気が出ますが、私が素敵だなと思う方はみなさん、好奇心旺盛でいろいろなことに挑戦しているんです。だから私も好奇心だけは忘れないようにしようと思っています。年をとっても、いつも機嫌よくいたいですし、偏屈なおばちゃんにはならないようにしたいじゃないですか(笑)。そう思うと、多少の顔のシミとかシワとかなんてものは関係なくて、ゆくゆくは顔とかではなく存在自体がかわいいと思われるような人になりたいですね。でも1年後、顔が変わっていたら、そのときはごめんなさい(笑)。